吉田美月喜、東宝・才能発掘プロジェクト短編『顔のない街』で香椎由宇と共演!

映画『ルックバック』の声の演技も注目された俳優・吉田美月喜が主役を務め、香椎由宇が共演する短編映画『顔のない街』が、東宝の才能発掘プロジェクト「GEMSTONE Creative Label」の新作として制作されたことが28日、発表された。
『顔のない街』は、「少年ジャンプ+」(集英社)編集部が提供する、映像制作アプリ「World Maker」を使用したコンテスト「東宝×ワールドメーカー短編映画コンテスト」で、大賞を受賞した同名タイトルを原作とするSFサイコロジカルホラー。
舞台は近未来の日本。顔を自由に変えられる時代が到来し、同じ顔をした人々が街にあふれる社会で、“ナチュラルの顔”で生きる大学生・ミサ(吉田)が、自身の鏡に謎の×マークが描かれていたことをきっかけに、不穏な違和感と不安に飲み込まれていく。やがて彼女はレイ院長(香椎)の経営する有名クリニック「レイ・フェイス・クリニック」の扉を叩き、顔を変えるという選択に向き合うことになる。
監督・脚本は、短編映画プロジェクト映画『MIRRORLIAR FILMS Season4』にも参加した実績を持つ新鋭・村上リ子が務める。
「GEMSTONE Creative Label」は、4人の気鋭監督による短編映画が集結した『GEMNIBUS vol.1』を昨年6月に劇場公開。同作の好評を受け、新たな短編作品として『顔のない街』のほか、西野七瀬と本郷奏多が出演する『インフルエンサーゴースト』、西垣匠と山崎天が出演する『ソニックビート』の3作品を制作した。今後、海外映画祭への出品を予定しており、将来的には劇場公開を想定している。(※山崎天の「崎」はたつさきが正式表記)
発表にあわせて、この日に実施された国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2025」のレッドカーペットおよびオープニングセレモニーに、各作品の監督およびキャストが登場した。(編集部・入倉功一)