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菅田将暉、NHKドラマ「火星の女王」出演!主演は台湾出身の新星

「火星の女王」より
「火星の女王」より - (C)NHK

 小川哲原作・吉田玲子脚本によるNHK特集ドラマ「火星の女王」(総合テレビで12月放送・89分×3本)のキャストが発表され、国際オーディションを経て選出された台湾出身のスリ・リンと、菅田将暉が出演することが明らかになった。

【画像】菅田将暉、バンドマン役で激変!

 物語の舞台は100年後、火星に10万人が移住した2125年。人類が火星に移り住んで40年、ISDA(イズダ/惑星間宇宙開発機関)による支配、自由に暮らしたい住民たち、火星社会は静かに揺れていた。そんななか、未知の力を持った謎の物体が現れたことで新たな時代が動き出す。原作は「地図と拳」で直木賞を受賞した小川哲(2025年夏発売予定)。脚本を、アニメ「けいおん!」や「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」シリーズの吉田玲子が務める。

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スリ・リン

 スリ・リンが演じるのは、生まれつき視覚障害がある22歳の主人公・リリ-E1102。火星のアカデミーを卒業し、地球に向かおうとしていた。ラジオ好きで、ラジオから流れた曲を聞いたことで地球のバンド「ディスク・マイナーズ」のファンとなる。菅田が演じるのは、ISDAの日本支局に努める若手職員・白石アオト。鉱物について詳しい。火星で行われた研修でリリと出会い、互いにディスク・マイナーズのファンであることから意気投合。父が22年前に行方不明となり、その原因がある科学者のせいではないかと疑い続けている。二人の間には誰にも知られていない約束があったが、リリが大事件に巻き込まれ、その事件をきっかけに火星と地球の思惑が動き出す。

 スリ・リンは、2000年11月19日台湾生まれ。2022年の短編映画『One Summer's Day(英題)』でデビュー。ドラマ「Living(英題)」(台湾で配信)、Netflixドラマ「女優:ボーン・トゥ・シャイン」(2024)などに出演。本作への出演にあたり「リリを演じることができて、そしてドラマの想像を絶する未来で皆さんとご一緒できるなんて、本当に幸せです。こんな素晴らしい人生を一度送ってきたような感じがして、 火星のことを思い出すと、温かくて苦しくて幸せな思い出が、今でも本当の夢のような存在です」とコメントを寄せた。

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菅田将暉

 菅田は「放送100年。100年後のぼくらの話。想像の先の先をイメージしながらのお芝居は、未知との遭遇の連続でした。しかし、進化したテクノロジーの隣には、良くも悪くも変わらない体温がありました。未来を想像しながら観るのが楽しみです」と期待を寄せている。(編集部・石井百合子)

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