『ハリー・ポッター』ダニエル・ラドクリフ、マルフォイを舞台で再演するトム・フェルトンを手助け!

映画『ハリー・ポッター』シリーズで演じたドラコ・マルフォイを、今度はブロードウェイの舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」で演じることが決まったトム・フェルトン。彼には力強い味方がいるという。第78回トニー賞授賞式のレッドカーペットでトムがPeople.comに明かした。
「ハリー・ポッターと呪いの子」は、ハリーたちが魔法界を救ってから19年後、父親になったハリーとその息子アルバスの関係を軸に新たな冒険を描いた舞台。ハリーとは長年犬猿の仲だったドラコは、アルバスと友達になるスコーピウスの父親として登場する。
これがブロードウェイデビューとなるトムは、誰かにアドバイスを求めたかと聞かれると、「皮肉にも幸運なことに、僕の学生時代の友達“ポッター”(ダニエル・)ラドクリフがブロードウェイでかなり活躍しているので、彼が手を差し伸べてくれ、学ぶのが難しいすべてのことを乗り越える手助けをしてくれています」とにこやかに明かす。「でも僕が知る限り、ブロードウェイは素晴らしい人々の集まりで、ファンの方々は本当に優しくて、興奮してくれています。なので、その一員になることができてとてもうれしいです」と続けた。
ダニエル・ラドクリフは、まだ映画『ハリー・ポッター』シリーズでハリーを演じていた2008年に「エクウス」でブロードウェイデビューを果たし、舞台のキャリアも着々と積んでいた。昨年の第77回トニー賞授賞式では「メリリー・ウィー・ロール・アロング」でミュージカル助演男優賞を受賞し、キャリア初のトニー賞を獲得していた。そんなダニエルからのサポートは、トムにとって何より心強いものといえそうだ。
トムはニューヨークのリリック劇場で上演中の舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」に今年の11月11日から2026年3月22日まで19週にわたって出演する。(編集部・市川遥)