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『28年後… 白骨の神殿』アルファ役が“別人級”の変化を予告 親友レイフ・ファインズも脱帽するストイックな姿勢

 人気サバイバルホラー映画『28年後…』(2025)の続編『28年後… 白骨の神殿』(1月16日日米同時公開)で謎多きドクター・ケルソンを演じるレイフ・ファインズと、サムソンこと感染者アルファ役のチー・ルイス=パリーがリモートインタビューに応じ、プライベートで親友になるきっかけとなった『ハリー・ポッター』シリーズ出演当時の貴重なエピソードを明かした。

【動画】撮影外では親友!『28年後… 白骨の神殿』ケルソン&サムソン仲良しインタビュー

 鬼才ダニー・ボイル監督がメガホンを取った前作『28年後…』は、人間を凶暴化させる“レイジウイルス”のまん延で壊滅状態となったイギリスを舞台にした『28日後…』シリーズの新章にして、新たな3部作の1作目。続編は、前作ラストで少年スパイク(アルフィー・ウィリアムズ)が謎の男ジミー・クリスタル(ジャック・オコンネル)率いるカルト集団“ジミーズ”に命を救われた直後からスタートする。

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 前作に登場したケルソンは、生存者と感染者を分け隔てなく弔い、自身の住処に巨大な白骨の神殿=ボーン・テンプルを建設している。そんな彼は、強靭な肉体と残忍さを持つ2メートル超えの感染者“アルファ”に、なぜか「サムソン」と名前を付けている。

 元総合格闘技選手のチーは、「サムソンは1作目と2作目で、まったく別人と言っていいほど変化します」と予告する。「そのため、精神的にその変化を見つける必要がありました。そして、ケルソンとの関係性がどう発展していったのかーーそこを掘り下げなければなりませんでした」と続編ならではのアプローチ方法を明かした。

 1作目と2作目は連続しての撮影だったため「準備期間はほぼサムソンの状態でいることができました」とチーは語る。「脚本を読んでいる時は音楽を聴いていました。システム・オブ・ア・ダウンをよく聴いて、特に『Chop Suey!』という楽曲が強く響きました。サムソンとケルソンが一緒のシーンのページを読みながらその曲を聴いていたら、涙が出てきたんです。その瞬間、自分がそのシーンのトーンをつかみ始めていること、そしてその場で自分がどう存在すべきかが分かった気がするんです。そういった意味でも、音楽はとても重要でした。そうやって、僕自身は物語の中でサムソンの進化を見つけていきました」と役づくりにおいて音楽が重要だったという。

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レイフ・ファインズ演じるケルソン

 そんなチーは、共演シーンが多いレイフと『28年後…』の撮影を通して親友同士になった。二人には、『ハリー・ポッター』シリーズに参加していたという接点がある。

 「私は『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(2011)でハグリッドのスタンドイン(注釈:リハーサルで立ち位置などを確認する人物のこと)を担当していて、ヴォルデモート卿役のレイフが演技しているすぐそばにいたんです。でも、当時はただ立っていただけで、まったく言葉を交わすことはありませんでした」(チー)

 それから数十年後、『28年後…』の撮影で偶然再会した二人は、『ハリー・ポッター』当時の思い出話で意気投合したという。「リハーサルが終わった後、ニューカッスル駅のホームで、二人で『ハリー・ポッター』当時の話をしたんです。するとレイフが僕を見て『今の自分を見てごらん……』と声をかけてくれて。映画の撮影が始まる前の段階でしたが、その瞬間はこのシリーズでの道のりにおいて本当に重要な瞬間でした」

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 チーと親友になれたレイフは、アルファを演じるために毎朝深夜から特集メイクを施す彼のストイックさを絶賛している。「彼は深夜2時15分に起床して、特殊メイクを施すための準備を始めていたんです。朝8時か9時に現場入りする頃には、すでに7~8時間は起きている状態です。そこから丸一日撮影をこなすわけです。私自身そこまで経験したことはありませんが、過去にとある映画で朝起きしたことがあって、本当に過酷なんです。でも周囲は、時間通りに来るのが当たり前だと思っている。だから誰も褒めてくれたりはしない。でも、あれだけ長時間メイクをした後、エネルギーを保ったまま撮影現場に立つには、相当な体力が必要です。彼の勤勉さには脱帽です」

 ケルソンとサムソンの二人だけのシーンは「本当に楽しかった」とレイフは回顧。「劇中で“音楽”が流れている時は、言葉で多くを語らないんです。そこに存在して、その瞬間を演じる。それだけ。私たちが共に成し遂げたのは、まさにそういった演技でした。話し合ったり、分析したりはせず、ただ静かに、その瞬間に没入して、流れに身を任せていました。それが最高なんです。誰かとシーンを共有するうえで、僕が一番好きな演じ方でもあります。サムソンとケルソンとして、チと私は“グルーヴ”を見つけることができました」と親友の共演を振り返っていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

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