マルフォイ父、“息子”トム・フェルトンのドラコ再演に即チケット確保

映画『ハリー・ポッター』シリーズでルシウス・マルフォイ役を務めたジェイソン・アイザックスは、息子ドラコ役のトム・フェルトンがブロードウェイで同役を再演することを喜んでおり、早くもチケットを確保したようだ。
トムは、ニューヨークのリリック劇場で上演中の舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」に今年の11月11日から2026年3月22日まで19週にわたって大人になったドラコ・マルフォイ役で出演する。「ハリー・ポッターと呪いの子」は、ハリーたちが魔法界を救ってから19年後、父親になったハリーとその息子アルバスの関係を軸に新たな冒険を描いた舞台で、同作に映画『ハリー・ポッター』シリーズのオリジナルキャストが出演するのは初めて。トムにとっては、これがブロードウェイデビューとなる。
先日行われた第78回トニー賞授賞式のレッドカーペットインタビューで、ジェイソンが出演した人気ドラマ「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」シーズン3を観たかと問われたトムは、「もちろん、観たよ!」とコメント。ジェイソンが同作の撮影でタイへ行く直前に会ったことも明かし、「彼は素晴らしい。何をやってもすごい。彼からは(『ハリー・ポッター』シリーズで)本当にたくさんのことを学んだ。俳優のことも、それ以外のことも。今も『お父さん』って呼んでいるんだ」と笑って明かす。
「彼も僕のことを『息子』と呼ぶしね(笑)。ハイ、お父さん!」とカメラの向こうの“父”に呼び掛けた。そしてこの呼びかけはジェイソンに届き、ジェイソンは同動画を引用した上で「トニー賞でプレゼンターを務めているのを観たよ、息子よ。かっこよかったし、素晴らしくやっていた。11月のチケットは押さえたよ」とキスマーク付きでツイート。父として息子の晴れ舞台は見逃せないようだ。(編集部・市川遥)


