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「ウルトラマンオメガ」近藤頌利&吉田晴登が紡ぐ新たな歴史 宇宙人×地球人バディに込めた思い

 1966年に誕生した「ウルトラマン」以降、昭和、平成、令和と世代を超えて愛され続けるウルトラマンシリーズ。2026年の60周年を前に、新たなテレビシリーズ「ウルトラマンオメガ」が誕生した。記憶をなくした宇宙人(=ウルトラマン)とバディとなる地球人が心を通わせ、怪獣に立ち向かう本作。主人公オオキダ ソラト役の近藤頌利と、相棒ホシミ コウセイ役の吉田晴登がインタビューに応じ、幼少期から身近に存在していたウルトラマンシリーズの思い出、共に「代表作になる」と自信をのぞかせる本作にかける思いを語った。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

【動画】「ウルトラマンオメガ」近藤頌利&吉田晴登スペシャル対談!宇宙人×地球人の新バディを徹底解剖

「ウルトラマン=子どもたちの憧れ」を再確認

(c)円谷プロ (c)ウルトラマンオメガ製作委員会・テレビ東京

Q:(お二人へ)ウルトラマンシリーズの原体験を教えてください。

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近藤頌利(以降、近藤):幼少期なので記憶が曖昧ですが、「ウルトラマンティガ」「ウルトラマンダイナ」は観ていました。劇場版『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』(1998)で、ダイナがクィーンモネラの腹部の檻に閉じ込められてしまうシーンも覚えています。実家には映画チラシも飾られていました。

吉田晴登(以降、吉田):僕もウルトラマンは身近な存在で、「ウルトラマンギンガ」「ウルトラマンX」などを観て育ちました。両親もウルトラマン世代なので、家にはウルトラマンのソフビもありました。個人的に好きなエピソードは、ババルウ星人が登場する「ウルトラマンオーブ」第9話「ニセモノのブルース」です。怪獣や宇宙人が「完全なる悪」ではないことを、その時に改めて認識しました。ウルトラマンオーブの思いやる心や優しさが垣間見えた回で、ヒーローとしてのカッコよさだけでない魅力も持ち合わせているんだと思いました。

Q:ご自身がウルトラマンシリーズの一員になったと実感した瞬間は?

近藤:“ウルトラマンアーク”とのバトンタッチイベントで、初めてお客さまに変身を見てもらった時です。「ウルトラマンになるんだ」という実感が湧きました。また、幼馴染の息子さんがウルトラマンにハマっていて、情報解禁後のタイミングで地元に帰省する機会があったので、その子に会ったのですが、「ウルトラマンオメガだ……」とものすごくソワソワしていて……。ウルトラマンが子どもたちの憧れなんだなと、改めて思いました。

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吉田:コウセイの相棒となるメテオカイジュウを初めて扱った時です。メテオカイジュウを操ってウルトラマンオメガと共闘するのは、小さい頃に観ていた「ウルトラマンギンガ」を彷彿させる設定で、夢にも思っていなかったです。コウセイは変身しませんが、メテオカイジュウと一緒に地球の平和を守っていく自覚は、僕自身も深まっていきました。

コウセイは「デッカー」アスミ カナタを参考に?松本大輝にも相談

(c)円谷プロ (c)ウルトラマンオメガ製作委員会・テレビ東京

Q:(近藤さんへ)ソラトは「記憶を失って地球に落ちてきた宇宙人」という設定です。第1話では、宇宙人らしさも垣間見えますが、ソラトの動作などはどのようにアプローチしていきましたか?

近藤:まず、人間が気持ちよく会話できるテンポで会話をしないということを決めていました。受け答えも一度自分で考えてから(反応する)。ワンテンポ遅れたような間の取り方で、違和感を持たせようとしました。また、人間が身振り手振りする動作を全て削り、“表現をしない表現”の仕方を心がけていました。ソラトは記憶を失っているため、「考えている動作をしているけど、考えているようには見えない」仕草や、「この人は何を思ってんだろう?」という表情や動きを、第1話は特に意識して演じました。

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Q:(吉田さんへ)コウセイは、純粋なソラトに振り回されながらも少しずつ彼を理解していきます。主人公の相棒を演じる上で、心掛けていることはありますか?

吉田:僕の中では、「ウルトラマンデッカー」で松本大輝さんが演じたアスミ カナタをイメージしています。役づくりの段階で、髪を短くする話をいただいていたので、短髪のイメージを自分の中で考えていた時に、コウセイとどこか似ている部分があるカナタを参考にしました。演技面では、ソラトの独特なテンポにのまれず、第1話では逆に自分からテンポを生み出していくように意識しています。

Q:「ウルトラマンデッカー」といえば、本作のメイン監督は「デッカー」を手がけた武居正能さんですね。

吉田:そうなんです。武居監督にもお話ししましたし、松本さんにも、共通の知り合いを通してつなげてもらい、僕がウルトラマンに参加させていただくことなどを直接報告させていただきました。松本さんは自分事のように喜んでくださって、武居監督の印象や、ウルトラマンの撮影現場についてなど、いろいろなお話を聞きました。初対面からすごくフラットに接してくださり、とても気さくな方です。いつか、コウセイとして松本さん演じるカナタとも共演したいです。

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いつか自分もウルトラマンに…夢見る子どもが増えてほしい

(c)円谷プロ (c)ウルトラマンオメガ製作委員会・テレビ東京

Q:ウルトラマンオメガのビジュアルで、お二人が一番好きな部分はどこですか?

近藤:僕が好きなところは、オメガの背中です。デザインが凝っていてかっこいいし、色合いも鮮やかです。あとは、作品を観ていくうちにわかると思うのですが、僕と顔が似ています。撮影していて、思わず「似てきたな……」って言っちゃいました(笑)。もちろん、最初はオメガの赤いフェイスに違和感を抱くと思いますが、すぐに慣れます。慣れてからはかっこいいと思うようになり、最後の方は「オメガと俺、似てないですか?」になりました。今では、ものすごく愛着のあるウルトラマンです。

吉田:何と言っても赤いビジュアルです! ウルトラマンゼアスなどを彷彿させるビジュアルで、実際に動いたらどんな感じになるんだろう? とファンの方もすごく楽しみにしているところだと思います。僕が操るメテオカイジュウも劇中で変形するので、その姿も一緒に楽しんでほしいです。

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Q:役者としてこれから半年間「ウルトラマンオメガ」とどのように向き合っていきたいですか?

近藤:「ウルトラマンオメガ」は今後も僕の代表作として刻まれる作品だと思います。だからこそ、作品を盛り上げたいですし、僕たちがヒーロー番組を観て憧れたように、この作品を観て「いつかウルトラマンになりたい」と思ってくれる少年少女がたくさん出てきてくれたら嬉しいです。先輩として、その子たちを待っていたいですし、そのためにも、「ウルトラマンオメガ」をみなさんの力を借りて広めていけたらいいなと思っています。

吉田:僕は小さい頃から芸能活動をやってきて、オーディションで3分の1、2分の1の確率で落ちることも多かったです。募集年齢的にも今回が最後のチャンスで、「ウルトラマンオメガ」でホシミ コウセイ役を勝ち取ることができて、自分にとっても代表作と胸を張って言える作品にしたいと思います。コウセイはいろいろな人に支えてもらって今があるという、自分とリンクしているキャラクターです。そんなコウセイがソラトとの出会いを通して、壁にぶつかったり、葛藤したり、困難を乗り越えていくさまは、作品の見どころの一つです。この作品が、世界中の子どもたちや大人へ、より多くの人に届くことを願っています。

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ウルトラマンオメガ、ソラト、コウセイが土曜の朝を盛り上げる!

Q:作品を楽しみにしているファンへ、メッセージをお願いします。

近藤:ウルトラマンオメガは、見ての通り赤いです。「赤」というのは、情熱を連想させます。土曜日の朝、みなさんの疲れた身体にオメガが火を灯して、エネルギーを与えるような作品になっていると思いますので、楽しみにしていただけたら嬉しいです。

吉田:やりたいことを模索しているコウセイが、ソラトとの出会いによって自分を見つめ直すということが「ウルトラマンオメガ」の大きなテーマの一つになっています。また、「ウルトラマンがなぜ地球を守るのか」という壮大なテーマにも迫り、シリーズの根本につながる物語でもあるので、たくさんの人に観ていただきたいです。僕たちのバディドラマ、かわいらしいメテオカイジュウとウルトラマンオメガの共闘にも注目してください!

「ウルトラマンオメガ」は7月5日(土)あさ9時~テレ東系6局ネット発、世界同時期放送&配信スタート

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