『スーパーマン』犬のクリプト人気がすごい!犬の里親希望が513%増

映画『スーパーマン』(公開中)に登場する犬のクリプトが大人気となっていることを受けて、犬の里親になることに対する人々の関心が急激に高まっているとTheWrapなどが報じている。
クリプトは、スーパーマンと同じ惑星クリプトンからやって来た、怪力や飛行能力を持つスーパードッグ。手が付けられない暴れん坊ながら、その愛らしさは多くのファンを虜にしている。完全にCGIで作られた犬ではあるが、ジェームズ・ガン監督が脚本執筆中に引き取った保護犬オズ(※小津安二郎監督にちなんだ名前)をモデルにしている。
犬のトレーニングアプリWoofzによると、『スーパーマン』の公開後、Googleでの「近くで犬を引き取る/犬の里親になる」という検索が513%増えたとのこと。WoofzのCEOは「里親になることには大きな責任が伴います。今の熱狂は冷めていくかもしれませんが、あなたの犬はその後も一緒にいるのです。ですので、きちんと時間を取ることができるか、犬たちが必要とする世話やトレーニングを与える準備ができているかを確実にしてください」と声明を出した。ガン監督はこのニュースに「この映画は僕にとって祝福の連続だったが、これはその中でも最高のものかもしれない」とツイートしている。
なお、米ワーナー・ブラザースは7月1日から映画の公開前日となる7月10日までベスト・フレンズ・アニマル・ソサエティと協力し、人々がペットの里親になるための費用を負担した。この期間、アメリカ全土で454匹のペットたちが施設から引き取られ、新たな家族を見つけたという。(編集部・市川遥)


