「宇宙兄弟」×『星つなぎのエリオ』奇跡のタッグ!小山宙哉氏描きおろしビジュアル&特別映像が公開

ディズニー&ピクサーの劇場最新作『星つなぎのエリオ』(8月1日全国公開)と、シリーズ累計発行部数3,100万部を突破した人気漫画「宇宙兄弟」との夢のタッグが実現。「宇宙兄弟」の作者・小山宙哉氏による描きおろし特別ビジュアルと特別映像が解禁となり、小山氏からのコメントも公開された。
【動画】『星つなぎのエリオ』と『宇宙兄弟』の名シーンが織り成す特別映像
『星つなぎのエリオ』は、両親を亡くした孤独な少年エリオが、何光年も離れた星で本当の居場所や大切なつながりを見つける物語。「宇宙兄弟」もまた、幼い頃からの宇宙飛行士の夢を追いかける中で、仲間や家族との絆に支えられ困難を乗り越える人間ドラマを描く。
特別ビジュアルには、「宇宙兄弟」の主人公であるムッタとヒビト、そして『星つなぎのエリオ』の主人公エリオが、宇宙への憧れを胸に星空を見上げる姿が描かれている。「宇宙兄弟」の作中に登場する名台詞「我々は孤独だ だが、一人ではない」が添えられ、両作品に共通する「つながり」のメッセージが込められている。
小山氏は今回の描き下ろしについて「違う世界のキャラクターたちが同じ1つの月を見ているという構図はとても夢があって楽しみながら描けた」とコメント。また、「我々は孤独だ。だが、一人ではない」という言葉には「遠くで聞いている誰かに届く言葉にもなってほしい」という思いがあると語った。
特別映像では、『星つなぎのエリオ』の印象的なシーンと「宇宙兄弟」の名シーンが次々と映し出されていく。両作品の共通点でもある、少年時代の宇宙への憧れや周囲から理解されないことへの葛藤、自分を信じてくれる大切な“つながり”との出会い、そして、自分の“好き”を貫くことで辿りついた美しい景色がエモーショナルに描かれている。
また、本作の美しい星々の世界と感動の冒険物語をより没入して体感できる4DX版とドルビーシネマ版の上映も決定。それぞれのラージフォーマット版ポスターも公開された。ドルビーシネマ版では圧倒的な映像美と立体音響でカラフルな宇宙が楽しめ、4DX版では椅子の動きやシャボン玉、水などの特殊効果でエリオの冒険を体感できる。小山氏のコメント全文は以下の通り。(加賀美光希)
「宇宙兄弟」原作者・小山宙哉氏コメント
・今回の特別ビジュアルついて
3D の世界にいるエリオを、宇宙兄弟と同じ漫画タッチで平面化したことで、並べてみた時の馴染みの良さと親近感をより感じる一枚になりました。違う世界のキャラクターたちが同じ1つの月を見ているという構図はとても夢があって楽しみながら描けました。
・エディの言葉「我々は孤独だ だが一人ではない」に込められた思い
「宇宙兄弟」でエディというキャラクターが自らの置かれた状況から発した言葉ですが、遠くで聞いている誰かに届く言葉にもなってほしいという思いはありました。今回のコラボ絵と組み合わさることで、より多くの人に伝わるのではないかと思っています。
・ピクサー作品の印象、思い出について
好きな作品がたくさんある中で、『モンスターズ・インク』や『ウォーリー』はお気に入りです。
人間キャラクターはもちろん、モンスターやロボットなどの感情までも、動きや表情からちゃんと伝わってくるということが、素晴らしいと思っています。“マイク”のように目がひとつしか無くても喜怒哀楽がわかる……! と、勉強しながら楽しんでいます。


