『ザ・ホエール』のブレンダン・フレイザー主演、日本舞台の『レンタル・ファミリー』2026年公開

映画『ザ・ホエール』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したブレンダン・フレイザーの最新主演作『レンタル・ファミリー』(原題/ Rental Family)が、2026年に日本で公開されることが決定し、併せて場面写真も公開された。
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本作は、フレイザー演じる東京で暮らす落ちぶれた俳優フィリップが、日本のレンタル家族会社と関わる中で、思いがけず生きる喜びを発見していく物語。日本を舞台にしたオリジナル作品で、フレイザーは実際に日本に長期滞在しながら撮影を行ったという。共演には、平岳大、山本真理、そして名優・柄本明が名を連ねており、彼らとの間でどのような化学反応が起きるのか期待が高まる。
監督を務めるのは、長編デビュー作『37セカンズ』でベルリン国際映画祭の観客賞などを受賞し、ドラマ「BEEF/ビーフ ~逆上~」「TOKYO VICE」といった話題作も手掛けた日本人監督のHIKARI。本作は、第50回トロント国際映画祭でのワールドプレミア開催も発表され、さらにHIKARI監督は、同映画祭で2025年度のEmerging Talent Awardを受賞することも決定した。
公開された場面写真では、日本の駅のホームで赤ちゃんに優しく微笑むフィリップ(ブレンダン)の姿が捉えられており、自然体で東京の風景に溶け込んでいる様子が伺える。(加賀美光希)


