ジョージ・クルーニーは“何をやってもジョージ・クルーニー”批判に本人コメント「知ったことか」

批評家などから“何をやってもジョージ・クルーニー”と言われることもあるというジョージ・クルーニー。そのことについて本人はどう思っているのか、ジョージが Vanity Fair に語った。
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ジョージは「人々は、俺が自分を演じているだけと言っているのか? そんなこと、知ったことか」と淡々とコメント。「俺の年代で、『オー・ブラザー!』のようなコメディーから『フィクサー』や『シリアナ』のようなものまで幅広くできている人はそういない。だからそれが、俺がいつも自分を演じているってことなら、知ったことか」と続けた。
ジョージが新作映画『ジェイ・ケリー(原題) / Jay Kelly』(ノア・バームバック監督)で演じているのは、60代になって人生における試練に直面することになる世界的な映画スターだ。彼も“何をやってもジェイ・ケリー”と批判されており、ジョージは先の質問に劇中のセリフ(「自分を演じようとしたことがあるか? 難しいんだぞ」)を引用して応じたという。
さらに「俺はキャリアにおいて、さまざまな分野で大成功を収めなかった恩恵を受けてきた。33歳になるまで、目をくらますような成功は得られなかった。その時点で12年間働いていたんだ。だから正直に言って、そうしたものがいかに儚いもので、自分とはほとんど何の関係もないということをよく理解していた」と下積み時代が長かったからこそ、評判や名声に惑わされない精神を身に付けられたと語っていた。Netflix映画『ジェイ・ケリー(原題)』は12月5日の配信前に、11月4日に米公開される。(編集部・市川遥)


