8年ぶりに映画出演する深津絵里の姿も！劇場版『オリバーな犬』本予告公開

　オダギリジョーが脚本・監督・編集・出演を務める映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』（9月26日全国公開）の本予告映像と本ビジュアルが公開された。

【動画】『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』本予告映像

　本作は、2021年と2022年にNHKで2シーズンにわたって放送された、伝説のテレビドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」の劇場版映画だ。物語の主人公は、狭間県警の鑑識課警察犬係のハンドラー・青葉一平（池松壮亮）。彼だけに、なぜか相棒の警察犬・オリバーが“酒と煙草と女好きの欲望にまみれた犬の着ぐるみのおじさん”に見えてしまい、その着ぐるみのおじさんオリバーをオダギリが演じる。主演の池松のほか、漆原冴子役の麻生久美子、柿崎ユキナ役の本田翼、溝口健一役の永瀬正敏、小西幸男役の佐藤浩市といったドラマ版のキャストたちが続投する。さらに８年ぶりの映画出演となる深津絵里が、隣の如月県のカリスマハンドラー・羽衣弥生役で出演する。

　本予告は、オリバーが「世の中には、不思議があふれています」と語りかけるシーンからスタートし、一平とオリバーのコミカルなやり取りが描かれる。しかし一平の「違う人生をやり直せないだろうか」という台詞と共に怪しげな赤い扉が開くと、映像は一転してミステリアスな雰囲気に。そして、次々と開く扉に合わせ、溝口(永瀬)が訪れるカラフルでエキゾチックな世界や、雷に打たれるコニシさん（佐藤）、倒れる羽衣（深津）の姿など、奇妙で不可解な映像が映し出されていく。また、新キャラクターの漆原の従妹テンちゃん（吉岡里帆）や漆原の父・富章（鹿賀丈史）、溝口の姪っ子・トトちゃん（森川葵）などの姿も確認できる。

　本ビジュアルは、グラフィックアーティストの野口路加と、映像作家のせきやすこによるVJ・映像・コラージュアートユニットonnacodomoがデザインを担当。ビビッドなネオンカラーの背景に、赤い扉から覗くオリバーと個性豊かなキャラクターたちの写真がコラージュされ、本作の不思議な世界観が表現されている。（加賀美光希）