吉岡里帆&奈緒W主演、女性を救うシェルターの秘密とは…佐野広実『シャドウワーク』映画化

吉岡里帆と奈緒が主演を務め、作家・佐野広実の小説を映画化したクライム・サスペンス『シャドウワーク』が2026年に全国公開されることが決定した。発表にあわせて、ダブル主演を務める吉岡と奈緒のコメント動画も公開された。
物語の舞台は、海の近くに建つ一軒の日本家屋。そこは、配偶者や親から暴力を受けた女性たちを匿うシェルター「おうち」。吉岡が演じるのは、夫の支配から逃れるために「おうち」にやって来た女性・紀子。人生を諦めかけていた紀子は「おうち」での穏やかな日々に本当の自分を取り戻していくが、次第に違和感を覚え始める。そして、奈緒が演じるのは、亡くなったある女性について捜査中の刑事・薫。女性の身辺を探るうちに「おうち」との関係にたどり着く。
吉岡は「信頼を寄せる奈緒さんと、そしてこれから発表される個性豊かなキャストの皆様と一緒に、絆を持って『シャドウワーク』の世界観を作り上げてきました。皆さんには固唾を呑んで観ていただけるかなと思っております」とコメント。奈緒は「人間本来の持つ強さというものを、たっぷりと描いた映画となっておりますので、是非劇場でその迫力も含めて感じていただけたら嬉しいです」とメッセージを寄せる。
監督・脚本は『君は永遠にそいつらより若い』(2021)の吉野竜平(※吉=つちよし)。リアルで鋭いヒューマンドラマで高い評価を得ている吉野監督は、本作について「他者の痛みへの想像力が薄れ、踏み躙られるのは弱いお前のせいだ、そんな空気が加速しているこの時代に、映画というエンタメの形でチクッと皮肉の針を刺せたら。そんな気持ちで、この『シャドウワーク』という作品を創りました」とメッセージを寄せている。
監督:吉野竜平
配偶者や親から暴力を受けた女性たちが静かに暮らす、とある一軒のシェルター。しかしそこには秘密のルールがあって…。とんでもなく現実離れした設定にも関わらず、佐野広実先生の原作小説を読んだとき、不思議なリアリティを感じ、とても強く惹きつけられました。
それは、その物語の奥底に「人間の生命力」という普遍的なテーマが流れていたからです。不条理な暴力に抑え込まれても、それに抗い、光を見つけようとする、誰しもに備わった生きものの本能のような。
他者の痛みへの想像力が薄れ、踏み躙られるのは弱いお前のせいだ、そんな空気が加速しているこの時代に、映画というエンタメの形でチクッと皮肉の針を刺せたら。そんな気持ちで、この『シャドウワーク』という作品を創りました。


