劇場版『銀魂』完全新作、2026年公開決定!原作名エピソード「吉原炎上篇」を初映画化

世界累計発行部数7,300万部(デジタル版含む)を誇る空知英秋の人気漫画「銀魂」の完全新作映画『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』が、2026年に劇場公開されることが決定した。原作で最も支持される名エピソードの一つ「吉原炎上篇」を初映画化する。あわせて、主人公・坂田銀時(声:杉田智和)ら主要人物が登場する特報と、原作者の空知が描き下したティザービジュアルが公開された。
「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載されていた「銀魂」は、天人(あまんと)と呼ばれる異星人が移り住む架空の江戸を舞台に、万事屋を営む“銀さん”こと坂田銀時ら愉快な仲間たちが、さまざまな事件を解決してきた痛快エンターテイメント。2003年の連載開始から、テレビアニメ、劇場版アニメ、実写映画、配信ドラマとさまざま形で映像化されてきた。
そんな「銀魂」は現在、連載開始20周年を記念したプロジェクトが続々と展開されており、今回の完全新作映画は、プロジェクト最後の大発表となる。映画の舞台は、江戸随一の繁華街である地下遊郭都市・吉原。“夜王”鳳仙に支配され、光を失ったこの街に足を踏み入れる万事屋の3人(銀時・新八・神楽)の姿を、シリーズ初のシネマスコープで活写する。
特報は、銀時の「お前にゃ俺の火は消せねェよ。俺達の火は消せやしねェ。」というアツい台詞でスタート。万事屋メンバーのほか、「吉原炎上篇」に登場する月詠、晴太、日輪、神威、鳳仙などのキャラクター、原作では同エピソードに登場していない銀時の盟友・桂や、真選組の近藤・土方・沖田・山崎の姿も収録されている。また、原作者の空知が描き下ろしたティザービジュアルには、火の粉が舞う中、口元にわずかな笑みを浮かべた銀時の横顔が切り取られている。
映画の詳細は今後、アニメ「銀魂」公式X及び映画公式サイトにて告知予定。原作者の空知のコメント全文は以下の通り。(編集部・倉本拓弥)
空知英秋(原作)コメント全文
皆様の応援のおかげで銀八先生アニメ化、そして、またまた映画が制作される事になりました。
ありがとうございました。
連載が終了してから6年もたつ作品が、未だに汚い大人達の小銭稼ぎの道具になり、
味がしなくなるまでしゃぶり尽くされているのを見るのは、それはそれで作家冥利に尽きるなと
通帳を眺めながら感じております。
銀魂はアニメも小説も映画も実写も全部なんとか成功……というか成功したように見せて
ギリギリ勝ち逃げしてきた稀に見る幸せな作品ですが、このままいくとどこかで大爆死するまで
止まれない事になるので、そろそろ杉田さんの下半身事情等の問題で華々しく爆散し終わっていくのも
銀魂的には勝ち逃げかなと感じております。
皆さん銀八先生、映画、共々、
杉田智和のこれからの活躍にも期待していてください。
一番汚い黒幕より


