「エミリー、パリへ行く」ADが撮影中に倒れ突然死 47歳

現地時間21日、Netflixドラマ「エミリー、パリへ行く」シーズン5のイタリアでの撮影中にアシスタント・ディレクターのディエゴ・ボレッタさんが撮影現場で突然倒れ、死去した。47歳だった。
製作のパラマウント・テレビジョン・スタジオの広報は「われわれは深い悲しみの中で、『エミリー、パリへ行く』制作チームの一人が突然亡くなったことをお知らせします。この非常に困難な時に、われわれの心は彼の家族や友人たちと共にあります」と声明を ABC News などに出した。ボレッタさんは現地で雇用された第3アシスタント・ディレクターだったという。
現地メディアによると、ボレッタさんは午後7時頃、ベネチアにあるホテル・ダニエリで最後のシーンの準備をしている時、突然倒れたとのこと。心臓発作のようだったといい、救命処置も実らずその場で死亡が確認された。撮影は一時中断となったが、23日に再開している。
「エミリー、パリへ行く」は、パリを舞台に仕事や恋に奮闘するエミリー(リリー・コリンズ)を主人公にしたキュートなロマンティックコメディー。シーズン5ではイタリアのローマやベネチアでのエミリーの姿が描かれる。(朝倉健人)


