借金返済のため成人向けSNS始めた『ハリー・ポッター』女優、イベント出禁に
映画『ハリー・ポッター』シリーズでロンの恋人ラベンダー・ブラウンを演じたイギリス人女優ジェシー・ケイヴ（38）が、成人向けのサブスク会員制SNS「OnlyFans」を始めたことで、ファンと直接交流できる『ハリー・ポッター』関連のイベントを出禁になったと、オンラインプラットフォーム「Substack」で告白した。
ジェシーは今年3月、借金返済のために、髪を官能的だと感じる“髪フェチ”の人をターゲットにしたページを開設。「OnlyFans」は性的コンテンツと結び付けられることが多いが、ヌードなどは一切投稿せず、ジェシーも「“フェチ”は必ずしも性的な意味ではありません」と主張している。
そんな中、ジェシーは同SNSアカウントが理由で『ハリー・ポッター』関連のコンベンションに参加できなくなったと告白。「イベントに呼ばれなくなった理由が、私が『OnlyFans』を始めたからだと知りました」と明かし、運営からは「ファミリー向けのイベントであり、『OnlyFans』はポルノと関連付けられているから」と説明を受けたとのこと。ジェシーは「コンベンションに出演する俳優の多くは、テレビや映画で濡れ場やヌードシーンに挑戦している。私はただ髪で遊んでいるだけなのに！」と運営側に反論している。
『ハリー・ポッター』関連の仕事に携われなかったとしても、シリーズでの経験を恨むことはないとジェシー。「もうコンベンションに出れないとしても、私は気にしていません。これからは新しいキャストの時代で、時代そのものが違います。私は15年以上もコンベンションに参加してきましたし、魔法界での思い出はたくさんできました」と次世代にバトンをつなぐ時が来たと語っている。
『ハリー・ポッター』シリーズは現在、米HBOによって実写ドラマが制作されている。原作小説1冊を1シーズンかけて忠実に描き、少なくとも7シーズンが制作予定。第1シーズンは、2027年に米HBOで放送＆ HBO Max で配信される。（藤田良太）