ジェシカ・チャステイン主演ドラマの配信が急遽延期 銃撃事件の影響か

ジェシカ・チャステイン主演のAppleTV+新作シリーズ「サヴァン」の配信が延期されたとDeadlineほか各メディアが報じた。同サイトによると、この決定は、今月に起きた、アメリカの保守派活動家チャーリー・カーク氏に対する銃撃事件の影響とみられている。
AppleTV+公式の概要によると、本作は、“サヴァン”と呼ばれる潜入捜査官が、国内の過激派による犯行を未然に防ぐために、オンライン上のヘイトグループに潜入する姿を描いた、全8話のドラマシリーズ。ジェシカは製作総指揮も務めており、9月26日から配信がスタートする予定だったが、その直前に延期が決まった。
Deadlineでは、「慎重に検討をした結果、我々は『ザ・サヴァン』の配信を延期する決定を下しました。ご理解をいただけますと幸いです。また、配信時期が決定しましたら、皆様にお知らせできる日を楽しみにしております」というAppleTV+の声明を報じている。
延期の理由は明確にされていないが、Deadlineでは、過激派の犯罪を防ぐというストーリーや、チャーリー・カーク氏の銃撃事件を想起させる可能性のある映像が含まれていることが、その背景にあるのではないかと報じている。同作の新たな配信日は未定だ。(西村重人)


