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妻と遺体で発見されたジーン・ハックマン、死因が判明

ジーン・ハックマンさん&妻のベッツィ・アラカワさん
ジーン・ハックマンさん&妻のベッツィ・アラカワさん - Jeffrey Mayer / WireImage / Getty Images

 先月26日(現地時間)、米ニューメキシコ州・サンタフェの自宅にて遺体で発見された映画『フレンチ・コネクション』『許されざる者』のオスカー俳優ジーン・ハックマンさんと妻ベッツィ・アラカワさんの死因が判明した。ニューメキシコ州の医学捜査局が7日に開いた会見で明らかにされたと、アメリアの各メディアが報じている。

【画像】ラブラブだった…ジーン・ハックマンさん&妻のベッツィ・アラカワさん

 95歳だったジーンさんの死因は心臓病で、アルツハイマーだったことも影響したという。65歳だったベッツィさんの死因はハンタウイルス肺症候群だった。ハンタウイルス肺症候群は珍しいものの致死率40~50%という深刻な感染症で、ウイルスを保有するネズミなどに咬まれたり、その排泄物や唾液に汚染されたほこりを吸い込んだり、傷口を汚染されたりすることによって感染する。インフルエンザのような症状に次いで、咳と急性に進行する呼吸困難が特徴で、早い場合は発症後24時間以内に死亡することもある。

 最初に亡くなったのはベッツィさんで、最後に連絡が取れたのは2月11日のためその頃に死去したと考えられている。ジーンさんの心臓のペースメーカーが最後に動いたのは2月18日で、その頃に亡くなった可能性が高い。ジーンさんはハンタウイルス陰性だったが非常に健康状態が悪く、重度の心臓病が死因とされている。アルツハイマーが進行していたため、ジーンさんが妻の死に気付いていなかった可能性は十分あるという。ジーンさんの胃の中に食べ物はなく、死の前は何も食べていなかったようだ。(朝倉健人)

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