最強のおじさん再び!『Mr.ノーバディ2』特別映像公開

映画『ジョン・ウィック』シリーズの製作陣が手掛けたハードボイルド・アクション『Mr.ノーバディ』(2021)の新章『Mr.ノーバディ2』(10月24日公開)より、キャストが本作の魅力について一言ずつ語る様子を交えた特別映像が公開された。
【動画】アトラクション殺法炸裂!映画『Mr.ノーバディ2』特別映像
『Mr.ノーバディ』は、さえない父親ハッチ・マンセルが、実は超一流の殺し屋という“裏の顔”を持つ男として、壮絶な闘いを繰り広げる姿をユーモラスに描き、スマッシュヒットを記録した。新章ではその4年後が描かれる。
ロシアン・マフィアとの闘いから4年。地味で平凡な“何者でもない男”ハッチ(ボブ・オデンカーク)は、組織に肩代わりしてもらった借金を返済するため、休日返上で仕事を請け負っていた。一方で、家庭では妻ベッカ(コニー・ニールセン)や2人の子供たちとの仲が崩壊寸前。関係修復のためハッチは家族とのバカンスを計画する。しかし、旅先の寂れたリゾート地は、裏で巨悪組織を率いる“一切容赦のない女”レンディーナ(シャロン・ストーン)の支配下にあった。地元保安官との些細なトラブルをきっかけに、巨悪組織との全面戦争に巻き込まれる。
今回、公開された特別映像は、バカンス中の主人公ハッチが家族との穏やかな時間を過ごすはずのダックボート(水陸両用車)でチンピラに絡まれるところから始まる。さらに、圧倒的な女帝・レンディーナの姿に続き妻ベッカがライフルを構える衝撃的なシーンも映し出され、キャストが「爆アゲ」「ブッ飛ぶ」と口々に語るように、全ての要素がパワーアップ。主演でありプロデューサーも務めるオデンカーク自身も「制御不能」と評する通り、ハッチだけに留まらず、マンセル家全員の怒りのリミッターがはずれた大暴れを楽しめる。
また、本作に「実は、かなり本格的なスタントシーンの準備もしていて、それがすごく楽しいのよ」というコメントを寄せたのは、ハッチの妻ベッカを演じる、アカデミー賞受賞作『グラディエーター』(2000)などで知られるコニー・ニールセン。平凡な妻であるはずのベッカの正体とは? そして『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ(1985~1990)の“ドク”でお馴染みの名優クリストファー・ロイドがハッチの父デヴィッドを演じており、「このキャラクターも、ボブ・オデンカークと一緒に仕事するのも好きなんだよ」と語ったという。前作同様、この“何者でもない老人”の活躍にも期待がかかる。全てが制御不能な本作は間もなく公開だ。(北山郁)


