「少年アシベ」シリーズ最新作「小3アシベ QQゴマちゃん」2026年TVアニメ化決定

1988年から連載が始まった、森下裕美の人気ギャグ漫画「少年アシベ」シリーズ最新作「小3アシベ QQゴマちゃん」(「漫画アクション」連載/双葉社)が、2026年春にテレビアニメ化されることが決定した。発表に合わせて、アシベとゴマちゃんが登場するキュートなティザーPVも公開された。
声の大きい元気な少年アシベとゴマフアザラシの赤ちゃんの「ゴマちゃん」が、個性豊かな仲間たちと織り成すギャグ漫画。「小3アシベ QQゴマちゃん」は、小学3年生になったアシベやスガオ君たち、ゴマちゃんが活躍するショートアニメとなり、アニメーション制作は「秘密結社 鷹の爪」「野原ひろし 昼メシの流儀」などを手掛けるDLE(ディー・エル・イー)が担当する。
原作者の森下は「『少年アシベ』を見ていて下さっていた読者さんが大人になり、今またその方々と子ども達に『小3アシベ QQゴマちゃん』の漫画とアニメを見ていただけるのは、作者として嬉しい限りです。34年前は小学校1年生だったアシベが3年生になり、同じく少しだけ成長したゴマちゃんのお話を、楽しみにして下さい。ヨロシクお願いします」とコメント。
監督を務める山脇光太郎は「今回制作に携わらせていただき改めて言葉を話さないゴマちゃんの感情を伝えることの難しさを感じました。好奇心旺盛に何にでも突っ込んでいくゴマちゃんとアシベ、それに振り回される周囲の人達の掛け合いを分かりやすくお伝えできればと思っています」と抱負を語る。
また、プロデューサーの菅野あゆみは「企画が決まった時は、超ビッグで最高なプレゼントをいただいた気持ちでした。森下裕美先生作品の大ファンであった私は、昔の自分に『この先の人生も、そのまままっすぐつき進め~!』と言ってあげたいくらい、胸がいっぱいになりました」と感激。「『ゴマちゃんをめいっぱい可愛く』を合言葉にはじまったアニメ制作は、アシベくんとゴマちゃんたちの日常を微笑ましく描きます。同時に、森下作品が持つ社会への鋭い眼差しだけはゼッタイに見落とさないようにと、チーム一同心を込めて作っています。春からの放送、どうぞお楽しみに! 皆さまに愛される作品になりますように」と呼びかけている。(編集部・入倉功一)


