原田美枝子&黒木メイサ、鈴木亮平主演「リブート」出演 約16年ぶり日曜劇場

2026年1月期にTBS系で放送される、鈴木亮平主演の日曜劇場「リブート」(毎週日曜よる9時)に、原田美枝子、黒木メイサ、矢崎滉が出演することが決定した 。鈴木が演じる、“2人の主人公”の物語に深く関わる家族役を務める 。
本作は、妻殺しの罪を着せられた平凡なパティシエ・早瀬陸(鈴木)が、自らの潔白を証明して真犯人を見つけ出すため、愛する家族と過去を捨て、警視庁の悪徳刑事・儀堂歩の顔に変わる(=リブートする)決意をする“エクストリームファミリーサスペンス” 。陸のリブートに手を貸す謎の公認会計士・幸後一香役を戸田恵梨香が演じる。
原田は、2015年10月期の火曜ドラマ「結婚式の前日に」以来、約10年ぶりのTBS連続ドラマレギュラー出演、日曜劇場への出演は、2010年4月期の「新参者」以来、約16年ぶりとなる 。原田が演じるのは、早瀬陸の母・早瀬良子 。「ハヤセ洋菓子店」を陸と共に切り盛りする良子は、穏やかな笑顔で家族を支える一方で、息子が抱える葛藤を誰よりも敏感に感じ取る。殺人の罪を着せられた陸に非難の目が向けられる中でも、決して崩れない“母の強さ”で、無実を信じて待ち続ける 。
一方、黒木がTBS系連続ドラマにレギュラー出演するのは、2016年10月放送のMBS / TBS系深夜ドラマ「拝啓、民泊様。」以来、約9年ぶり。日曜劇場は原田と同じく、「新参者」以来約16年ぶりの出演となる 。黒木が演じるのは、悪徳刑事・儀堂歩の妻・儀堂麻友 。数年前から歩と別居しており、外見は歩だが中身は別人である、リブートした陸と接触することになり、彼女が驚きの行動をとったことで運命の歯車が動き出す 。
さらに、矢崎が早瀬陸の息子・早瀬拓海役で出演。母の死、そして父が殺人容疑をかけられたことで平穏な日常が一変するが、祖母と共に懸命に生きようとする小学生を演じる 。
プロデューサーの東仲恵吾は、“2人の主人公”の残された家族の生き様も見どころの一つだと語り「原田さんは、過酷な状況でも優しさと強さを兼ね備えた役で、その緩急を圧倒的に表現してくださる方として、お願いしました。黒木さんは、別居中の夫への無償の愛とある過去を持つ役です。その深みを演じていただけると思い、お願いしました。そして、息子役の矢崎さん。主人公にとって亡き妻から託された人であり、どんなことがあっても守り抜きたい存在。また息子としては、父が殺人の容疑をかけられて逃亡している中でも健気に前を向いて過ごす。ものすごく難しい役です。今回はオーディションを行いましたが、矢崎さんの目力と自然体な芝居に惹かれてオファーしました」と起用の理由を明かしている。
脚本は「TOKYO MER」や「グランメゾン東京」(2019)、「ラストマン-全盲の捜査官-」(2023)などを手掛けた黒岩勉。本作は、構想に3年をかけた、黒岩の完全オリジナル脚本となる。原田美枝子、黒木メイサ、矢崎滉のコメントは以下の通り。(編集部・入倉功一)
## 原田美枝子
話が複雑なので、台本を読んで理解するのに少し時間がかかりました。亮平さんは、役作りや1 カットごとの画の作り方にもすごくこだわって楽しんでいる感じがしました。
主人公が、なんとかしていつか家に帰ろうと必死に努力しますが、「本当にあの家に帰りたい」と思えるような温かい雰囲気を大事にしました。孫役の矢崎滉くんが本当にかわいいので、孫とおばあちゃんが協力して店を守る姿を見ていただければと思います。
黒木メイサ
スケールの大きさと繊細なストーリー、登場人物のそれぞれの視点から見る愛の形。
別居中でありながら夫・儀堂を想う妻という難しい役所でしたが、主役を務められた鈴木亮平さんをはじめ素晴らしいキャストの方々と共演させて頂き光栄でした。たくさんの方に見ていただけますように。
矢崎滉
台本をいただいてから、読み進めていくごとに、ドキドキハラハラしたり、切なくて胸がギュッとなったり、家族ってなんだろう? と考えたりして、何度も読み返しました。
撮影中は、鈴木亮平さんには、アイスを買ってもらったり、楽しくお喋りしたり、役を演じる上でのアドバイスをもらったり、たくさんのスタッフの皆さん、キャストの皆さんの熱意を感じながら過ごして、僕にとって、もう1つの大きな家族みたいでした。たくさんの方に見ていただきたいです!


