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R指定実写版『ミュータント・タートルズ』製作中止

画像はマイケル・ベイが製作した実写版『ミュータント・タートルズ』
画像はマイケル・ベイが製作した実写版『ミュータント・タートルズ』 - Paramount Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 R指定で企画されていた『ミュータント・タートルズ』の新たな実写映画『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ:ザ・ラスト・ローニン(原題) / Teenage Mutant Ninja Turtles: The Last Ronin』が、製作中止となった。Varietyほか各メディアが報じた。

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 2024年4月に製作が発表されていた企画は、未来のニューヨークで唯一生き残った最後のタートルズを主人公とする同名グラフィックノベルシリーズを実写化する内容だった。元ワーナー・ブラザースのトップであるウォルター・ハマダが企画開発に参加し、リブート版『チャイルド・プレイ』のタイラー・バートン・スミスが脚本を執筆。監督には、『Mr.ノーバディ』のイリヤ・ナイシュラーが交渉に入っていた。

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 R指定ならではの血みどろ描写や暴力表現が期待された同作だが、情報筋によると、パラマウントの上層部は『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ> 』(2016)以来およそ10年ぶりとなる実写映画を「大人向け作品にしたくない」と考えており、製作が取り止めになったという。一方で、お蔵入りになった企画が将来的に再検討される可能性も残っているとも伝えている。

 パラマウントは代わりに、ファミリー層をターゲットにした新たな実写映画の企画を始動させた。世界的にヒットした『ソニック・ザ・ムービー』シリーズの仕掛け人であるニール・H・モリッツをプロデューサーとして起用し、おなじみの4人組(レオナルド、ドナテロ、ラファエル、ミケランジェロ)の新たな物語を検討している。(編集部・倉本拓弥)

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