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シュワルツェネッガー、『ランニング・マン』紙幣化オファーを快諾 エドガー・ライト監督が許可取り

紙幣の肖像になったアーノルド・シュワルツェネッガー
紙幣の肖像になったアーノルド・シュワルツェネッガー - (C) 2025 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

 「バトルランナー」の邦題で知られる作家スティーヴン・キングの小説を映画化した『ランニング・マン』(全国公開中)のエドガー・ライト監督がリモートインタビューに応じ、1987年に公開された同名小説の映画版『バトルランナー』に主演し、本作に紙幣の肖像として登場しているアーノルド・シュワルツェネッガーとのやり取りを振り返った。

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 『ランニング・マン』は、職も金も失い、どん底生活を送る主人公ベン・リチャーズが、過去生存者ゼロの“デスゲーム“リアリティショーに参加し、巨額の賞金をかけて殺戮ハンターとの逃亡劇を繰り広げるSFアクション。ライト監督は、シュワルツェネッガー版とは異なり、キングの原作小説の精神を反映した形で映像化に挑んだ。

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 「バトルランナー」を新たに映像化するにあたり、シュワルツェネッガー版へのオマージュも欠かせなかったというライト監督。そこで浮上したのが、紙幣の“顔”としてのカメオ登場だった。

 「あれは脚本段階からのジョークでした。脚本家のマイケル・バコールが『この世界には独自の通貨がある』という設定を書いていて、それで新しい紙幣をすべてデザインしたんです。実際、シュワルツェネッガーの紙幣以外にもたくさんの紙幣を作っています」

『ランニング・マン』撮影現場でのエドガー・ライト監督 - (C) 2025 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

 もちろん、シュワルツェネッガーの写真を無断で使うわけには行かない。ライト監督は、「アーノルド本人に写真の使用許可を取らなければならなかったので、私が依頼メールを送りました。それがまた楽しいやり取りで(笑)彼はとても気前よく、快く承認してくれました」と本人とのやり取りを明かした。

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 その後、主演のグレン・パウエルを交えてFaceTimeで会話したという。グレンは、シュワルツェネッガーと『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』(2014)で共演経験があり、息子のパトリック・シュワルツェネッガーとも親交が深い。ライト監督は「グレンは以前アーノルドと共演したことがあって、彼の息子とも友人なんです。せっかくだから直接電話しようということになり、アーノルドと実際に話してみると、本当に素晴らしい人でした。作品に対して祝福の言葉を送ってくれて、幸運を祈ってくれました」と振り返った。

 シュワルツェネッガーの後継としてベン・リチャーズを演じたグレンは、トム・クルーズを師匠と仰ぐなど、新世代のアクションスターとして注目されている。彼を起用したことについて、ライト監督は「原作小説のベン・リチャーズは、スーパーヒーローではありません。訓練された殺し屋でもない。仕事を失った父親で、娘の薬を買うためのお金を手に入れようとして、文字通りふらっとテレビ局のビルに入っていくような人物なんです。だからこそ、“普通の男”であることがとても重要でした」と語り、「グレンが演じるベンも、危険な仕事を経験してきたという意味ではタフではありますが、それでもやはり『その辺にいそうな男』なんです。グレンは、親しみやすさや魅力と同時に、生まれ持った強さも兼ね備えていて、そのバランスが完璧だと思いました」とその理由を明かした。

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 また、『ランニング・マン』はシュワルツェネッガー版のリメイクではなく、あくまでもキングの小説の翻案であることを強調。「この映画について『リメイク』という言葉を使うのには少し抵抗があります。リメイク自体は、何か新しいことをやっているのであれば、まったく問題ないと思うんです。ただ、同じ内容を一拍一拍なぞるような作品になってしまうと、正直なところ興味を失ってしまいます。それって、いわば“映画のカラオケ”みたいなものですから。オリジナル映画を作り続けることはやはり重要で、それこそがこの業界の生命線だと思っています」とライト監督は語っていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

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