吉沢亮、エランドール賞ゲストで3度登壇!『国宝』受賞では「おめでとうございますなのか、ありがとうございますなのか…」

第50回エランドール賞授賞式が4日に都内で開催され、俳優の吉沢亮が受賞者のお祝いゲストとして3度登場する異例の光景を見せた。
エランドール賞は、日本映画テレビプロデューサー協会が主催する、映画・テレビ業界における功績や将来性を称える賞。今年は高石あかり(※高=はしごだか)、岡山天音、松村北斗、佐藤二朗、夏帆、芳根京子のほか、プロデューサー賞・映画部門には『国宝』村田千恵子プロデューサー、ドラマ部門には「じゃあ、あんたが作ってみろよ」杉田彩佳プロデューサー、丸山いづみプロデューサー、プロデューサー奨励賞・映画部門には 『爆弾』岡田翔太プロデューサー、テレビ部門には「ホットスポット」小田玲奈プロデューサー、特別賞には『国宝』制作チームが選出された。
まずプロデューサー賞の映画部門で、『国宝』の村田プロデューサーのお祝いゲストとして、本作で主演を務めた吉沢が花束を持ってお祝いに駆けつける。続いて、特別賞に『国宝』の制作チームが選出され、李相日監督が登壇すると、再度吉沢が花束を手に登場した。
吉沢は、恐縮した様子で李監督に花束を渡すと「『国宝』チームがこのような素敵な賞を受賞したということで『おめでとうございます』なのか『ありがとうございます』なのか、ちょっと難しいところではありますが、本当にこの作品は、スタッフの皆様、キャストの皆様の持っている知識や技術をすべてぶつけて出来上がった作品。もしこのメンバーでなかったら違う作品になっていたと思います。皆さんの持っているすべてを表現した作品ことで、多くの人に愛していただける映画になったと思っております」と感謝を述べる。
李監督は「スタッフ、キャスト、関係者一同を代表してお礼を申し上げたいと思います」と切り出すと「映画『国宝』は、原作者の吉田修一さんが3年近くの取材をかけ、執念で書き上げた超大作の小説が原作です。私がその小説を最初に受け取り、映画化しようと思い立ったのはかれこれ6、7年前のことでした。以前、取材などでもお話ししましたが、主人公の喜久雄を演じるのは吉沢亮くんしかいないと思い、声をかけたところ、彼も応じてくれました」と振り返る。
企画はスタートしたものの、歌舞伎が題材であり、制作費もかなりかかる。さらに当初から「3時間近い長尺になる」という構想があったため、製作は難航したという。李監督は「すでに公の場で東宝の方もおっしゃっているので明かしますが、当初は東宝さんでもなかなかOKがもらえず、この先どうなるのかと悩んでいたさなか、当時アニプレックスにいらした村田さんに「よかったらうちでやりませんか」と声をかけていただきました。そこから作品が息を吹き返し、産声を上げるきっかけをいただいたのです」とプロデューサー賞・映画部門を受賞した村田プロデューサーに感謝していた。
続いて、エランドール賞を受賞した高石がスピーチに登場すると、現在放送中の連続テレビ小説「ばけばけ」での共演ということで、吉沢が3度目のお祝いゲストとして登壇。照れくさそうに花束を持ってやってきた吉沢は「高石さん、まことにおめでとうございます」と声をかけると、高石の魅力を会場に訴えかけ「またどこかでご一緒したいです」とエールを送っていた。
お祝いゲストには吉沢のほか森七菜、竹内涼真、寛一郎、新海誠、和久井映見らが名を連ねた。(磯部正和)


