高畑充希、第1子出産後初公の場『ウィキッド 永遠の約束』収録は「泣かないよう気をつけました」

俳優の高畑充希が3日、都内で行われた映画『ウィキッド 永遠の約束』(3月6日公開)舞台あいさつ付き日本語吹替版最速上映イベントに出席した。高畑は1月に第一子の出産を報告したばかり。この日が出産後、初の公の場となった。この日は高畑のほか、共演者の清水美依紗、海宝直人、入野自由、kemio、ゆりやんレトリィバァも登壇した。
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本作は、ブロードウェイで上演された舞台を原作に、シンシア・エリヴォとアリアナ・グランデが魔女を演じた『ウィキッド ふたりの魔女』の続編となるミュージカル。友人でありながら正反対の道に進み、すれ違っていた二人の魔女の前に、ある少女が出現し、オズの国に危機が訪れるというストーリー。
高畑は「今日は寒いですよね。雨だし。調子に乗っていると気温が下がるから……」と照れくさそうに切りだし「本作でのこの作品と役が手を離れてしまうのは少し寂しい」とコメント。声を担当する“悪い魔女” エルファバの置かれた立場が、前作から変化したことにも触れ、「今作ではどんどん悪に仕立てられていき、もどかしく思うシーンも多かった。収録しながら辛いなと思うところもありました。涙腺にくる曲も多かったので、泣かないよう気をつけました」としみじみとアフレコを振り返った。
イベントでは、オズの民衆の希望である“善い魔女”グリンダ役の清水と、劇中歌「フォー・グッド」を歌う一幕もあったが、曲のイントロが場内でかかると、「イントロ聞くだけでやばい」と笑顔を見せる。「実は1作目、2作目通して、美依紗と一緒にブースに入って、向き合って、作業をしたのは初めて。向き合って歌うことで、目線とか視線とか、ちょっとした顔の動きとか、すごく助けられた気がします。(美依紗の表情を見て)気持ちを持っていかれることも多かったんです。高揚感があって素敵な時間でした」と回顧する。
高畑は「その収録の前に映像をいっぱい観て、泣くだけ泣いて、自分が歌を入れる時は泣かないって思いながら歌っていました」と話し、清水も「目を見て歌うだけでやばかった。高畑さんに感謝の気持ちでいっぱいです。高畑にさんに対してありがとうという気持ちを込めて歌っていました」と話した。
また、トーク中に「別れ」がお題に挙がると、「この仕事を始めて20年。現場でチームワークを築いて作った作品が終わると寂しい気持ちになる事もありました。でも、ある先輩からこの仕事を続けてたら絶対また会えるからって言われたんです。別れるのは寂しいけれど、それに勇気をもらって前進してきたところもあります。その言葉のおかげで続けてこれたのかもしれません。実際に続けているとまた会えるんです。別れも悪くはないなって思います」と高畑。
また、「永遠に変えたくない○○」がお題になると、高畑は「脱 花粉!!」と回答。「今年と去年、花粉(症)が来てない。これが一生続けばいいのにって」と笑顔で回答。ゆりやんが同じお題で「人は変えられないから、自分が変わらないといけないと言いますけど、自分は変わりたくないので人が変わってほしい」と話すと、これに「すごく共感できる。人って変われないから」と感慨深げに答える一幕もあった。最後は本編の制作も担当しているハリウッドのプロダクションチームが完全再現した、貴重なエルファバの帽子とグリンダのティアラが登場。高畑もそんな帽子の隣で、にこやかに写真撮影に応じていた。(取材・文:名鹿祥史)


