ドラマ版「ハリー・ポッター」新スネイプ俳優に殺害予告

米HBO制作のドラマ版「ハリー・ポッター」シリーズで、新たにセブルス・スネイプを演じる俳優パーパ・エッシードゥ(35)が、殺害予告を受けていることを英 The Times 紙に明かした。
映画版で故アラン・リックマンが演じた、魔法薬学のスネイプ先生を引き継ぐエッシードゥ。ところが、昨年4月のキャスト発表後から、彼の起用を巡り、一部の過激派から激しいバッシングが相次いでいるという。エッシードゥは「『(スネイプ役を)辞めろ。さもなければ殺してやる』と言われました」と告白する。
「これは本当に重大な問題です。Instagramを開けば、『お前の家に行って殺してやる』といった書き込みが目に入ります。実際に殺害されることはないと確信していますが……後々、悪い意味で現実にならないことを祈ります。無事でいられると信じている一方で、仕事をしているだけでこのような目に遭うべき人は誰もいないはず。世の中には、命がけで仕事している人々も多くいますが、私は『ハリー・ポッター』で魔法使いを演じるだけです。それによって、精神的に影響がないと言えば嘘になります」
エッシードゥは一方で、こうした誹謗中傷が「私を突き動かす」と前向きな発言もしている。「このキャラクターを自分自身のものにしようという情熱を、より一層かき立ててくれます。子供の頃の自分を思い出すからです。私は箒に乗ってホグワーツにいる自分を想像していました。かつての私のような子供が、その世界の中に自分自身の姿(黒人としての表象)を見出せるということ。それは、自分が誇りに思える仕事をすることよりも、殺害予告をする人間に屈しないための大きなモチベーションになります」
今回のドラマ版は、原作小説1冊を1シーズンかけて忠実に描き、少なくとも7シーズンの制作が予定されている。エッシードゥも10年間の出演契約を結んでおり、「終わる頃には45歳になります」と笑顔。「人生が大きく変わることはわかっています。シリーズが終わる頃には、私も子供ができているかもしれません」とも語っている。
ドラマ版は、映画版からほぼ全てのキャストを一新。ハリー・ポッター役はドミニク・マクラフリン、ハーマイオニー役はアラベラ・スタントン、ロン・ウィーズリー役はアラスター・スタウトが務める。1作目は2027年に米HBOで放送& HBO Max で配信予定。(藤田良太)


