岸井ゆきの主演『すべて真夜中の恋人たち』カンヌ映画祭「ある視点」部門出品「このうえない、人生のギフトです」

岸井ゆきのが主演を務める、岨手由貴子監督作『すべて真夜中の恋人たち』が、5月12日からフランスで開催される、第79回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に正式出品されることが9日、発表された。選出の報を受けて、岨手監督、岸井、そして共演の浅野忠信がコメントを寄せた。
「ある視点」部門は革新的で野心的な独自性の高い作品が選出される、コンペティション部門と並ぶ主要部門のひとつ。岨手監督と主演の岸井にとっては初のカンヌ選出となる。
作家・川上未映子の同名恋愛小説を『あのこは貴族』の岨手由貴子の監督・脚本で映画化。人との関わりを拒み孤独に生きてきた主人公の冬子(岸井)が、浅野演じる年上の男性・三束(みつつか)と出会い、自らの孤独や感情と向き合う姿を描く。岸井と浅野のほか、森田望智、深川麻衣、塩野瑛久、中村優子、長井短、祷キララ、中井友望、林裕太が出演する。
岨手監督は「この作品がカンヌという舞台で上映されることに大変興奮しております」と語り、岸井も「ただただ映画が大好きな自分にとっては、このうえない、人生のギフト」と歓喜のコメント。映画祭がワールドプレミアの場となり、浅野は「早く皆さんに観てもらいたい」と期待を膨らませている。監督・キャストのコメントは以下の通り。
映画『すべて真夜中の恋人たち』は2026年秋全国公開
監督・脚本:岨手由貴子
この作品がカンヌという舞台で上映されることに大変興奮しております。
私自身もまだ編集室のモニターや試写室の小さなスクリーンでしか観ていない映画です。
歴史ある映画祭の大きなスクリーンで、世界中から集まった方々と鑑賞できると思うと、今から武者震いが止まりません。
岸井ゆきの
『すべて真夜中の恋人たち』が、「ある視点」部門に選出されました。
主人公である冬子は、三束さんに出会い、この世で自分だけが彼を知っているような、他人には到底理解できない美しさを共有しているような、特別な時間を過ごします。
彼らがこれから出会う景色がどうか幸せであるようにと願っていましたが、思いがけずカンヌまで届きました。全力で手を取り合った日々を忘れることはできません。すべての関係者に心から感謝致します。
そしてただただ映画が大好きな自分にとっては、このうえない、人生のギフトです。どんな景色に出会えるのか、楽しみにしています。
浅野忠信
我々の映画『すべて真夜中の恋人たち』がカンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に選ばれとても嬉しいです。
三束という役はとても作りがいのある役でした。早く皆さんに観てもらいたいです。


