フジモリ政権下のペルーを舞台に父と娘の最後の夏を描く『マイ・リトル・クイーンズ』8月21日公開

スイス、スペイン、ペルー合作の『REINAS』(スペイン語で「女王さま」の意味)の邦題が、『マイ・リトル・クイーンズ』に決定し、ポスタービジュアルと場面写真が公開された。8月21日に公開される。
本作はベルリン国際映画祭の子どもや若者向けに作られた作品が上映されるKPlus部門で、最優秀作品賞を受賞、ロカルノ国際映画祭では観客からの圧倒的な指示を受けてUBS観客賞を受賞した話題作で、アカデミー賞国際長編映画賞のスイス代表作品になった。
舞台はアルベルト・フジモリ政権下のペルーの首都リマ。国内情勢が安定せず、母エレナは二人の娘、アウロラとルシアを連れて、安定した仕事のあるアメリカ・ミネソタへの移住を決意していた。出国は3週間後。しかし、出国するには離婚した夫で、二人の娘の父であるカルロスの渡航同意書へのサインが必要だった。疎遠だった父と娘が再会し、父娘3人は夏の海辺へと出かけることになる。
監督のクラウディア・レイニケは、10歳でペルーを離れ国外へ移住した経験を持つ。自らのルーツと向き合いながら、思春期と父性という視点から家族をユーモラスに描く。女性ならではのリアルな描写で、希望のある別れの物語を生み出した。
ポスタービジュアルでは、戸惑いの表情をみせる姉アウロラ、ふてくされた妹ルシアと、困り顔の父カルロスをデザイン。キャッチコピーは「笑顔でサヨナラをいうために」。後ろに見える車はカルロスの愛車。実はこの車でタクシー運転手をしているが、ルシアには「実はスパイをしている」とうそぶく。3週間後、果たして父は娘たちを笑顔で送り出すことができるのか。
脚本はレイニケ監督とディエゴ・ベガが手がけ、ヒメナ・リンド、ルアナ・ベガ・ソウサ、アブリル・ジュリノビッチ、ゴンサロ・モリナ、スシ・サンチェスらが出演する。
映画『マイ・リトル・クイーンズ』は8月21日(金)より新宿ケイズシネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開


