岩井俊二監督完全監修!『スワロウテイル 』4Kリマスター上映決定

岩井俊二監督の伝説的傑作『スワロウテイル』が、監督完全監修のもと4Kリマスター化・Dolby Atmos化されて、9月4日より劇場公開されることが決定した。
本作は、公開当時33歳の若手映像作家だった岩井監督が、『Love Letter』に続いて世に放った長編映画第2作。かつて“円”が世界で一番力を持っていた頃の架空都市を舞台にした物語。いつかのゴールドラッシュのような輝きを放つその街を移民たちは“円都(イェンタウン)”と呼び、一方で日本人はこの名前を忌み嫌い、移民たちを“円盗(イェンタウン)”と呼んで蔑んでいた。そんな街で、母を亡くした少女と、歌手を夢見て上海からやってきたイェンタウンの娼婦グリコが出会う。
キャスト陣には三上博史、Chara、伊藤歩、江口洋介、アンディ・ホイ、渡部篤郎、山口智子、大塚寧々、桃井かおりらが集結。音楽監督・小林武史が手掛けた劇中のバンド”YEN TOWN BAND” も当時大きな話題を呼んだ。
あわせて発表された新たなビジュアルは、初公開時の宣伝ポスターにも使われた子供たちが紙幣に空いた穴からこちらを覗き見ているデザインをベースに、写真をカラー版に刷新し、新しい英語ロゴを大胆に配置。伝説的作品の30周年メモリアルイヤーにふさわしい、懐かしくも新しいデザインとなっている。
公開30周年を記念して、岩井監督は「あれから30年。映画なるものと自分なりに向き合って来て、いろいろ格闘しているうちにあっという間に過ぎ去った歳月。円が強かった時代は本当に遠い昔になってしまった。映画という竜宮城にでもいたかのような錯覚を覚えながら、しかし今なおその場所で創作を続けられていることには感謝しかありません。映画作りは愉し過ぎる。これからはそんな愉しさを伝える活動もやって行けたら、などと考えたりしています」とコメントを寄せた。


