『トイ・ストーリー5』余裕のV2!『スーパーガール』は苦しい出足
全米ボックスオフィス考

先週末(6月26日~6月28日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、ディズニー&ピクサーの人気シリーズ最新作『トイ・ストーリー5』が興行収入7,082万9,028ドル(約113億円)を上げ、2位以下に大きく差をつけて2週連続となる首位に輝いた。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル160円計算)
シリーズ最高のオープニング興収を記録した前回に続いて好調で、累計興収は2億9,807万670ドル(約477億円)、世界興収は5億8,587万670ドル(約937億円)に達している。
一方、昨年の『スーパーマン』に続く新生DCユニバース(DCU)映画第2弾『スーパーガール』は興収3,710万2,018ドル(約59億円)で2位デビューと苦しい出足。『スーパーマン』がオープニング興収1億2,502万1,735ドル(約200億円)と華々しくDCUの幕開けを飾った一方、『スーパーガール』は2024年に苦戦した『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』のオープニング興収3,767万8,467ドル(約60億円)を下回った。
この結果を受け、DCスタジオ共同CEOのピーター・サフランは「『スーパーガール』は期待していたほどの興行収入を上げられなかったものの、これはDCスタジオが描く広範な長期戦略のほんの一部に過ぎず、同戦略へのわれわれの確信に揺らぎはありません」と The New York Times にコメントした。次なるDCU映画は10月公開予定の『クレイフェイス』で、2027年には『スーパーマン』の続編『マン・オブ・トゥモロー(原題) / Man of Tomorrow』が控えている。
話題のホラー映画『オブセッション 災愛』は依然として旋風を巻き起こしており、公開7週目にして3位をキープ。製作費は100万ドル(約1億6,000万円)以下でありながら、累計興収は2億3,380万4,250ドル(約374億円)、世界興収は3億7,115万7,250ドル(約594億円)を上げる記録的なヒットとなっている。
体を張った過激なパフォーマンスで知られるおバカ軍団ジャッカスの映画シリーズ最終作『ジャッカス:ベスト・アンド・ラスト(原題) / Jackass: Best and Last』は、興収846万4,977ドル(約14億円)で4位デビューと控えめなスタートとなった。このほか新作では、アニメ「BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-」の1~3話の先行上映イベントが興収300万ドル(約4億8,000万円)を上げて8位に入った。
また、公開10週目にトップ10圏外になったものの、『Michael/マイケル』の世界興収が9億7,748万6,308ドル(約1,564億円)に到達。クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』(世界興収9億7,581万1,333ドル・約1,561億円)を抜いて伝記映画史上最大のヒット作となった。(編集部・市川遥)
6月26日~6月28日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『トイ・ストーリー5』
2(初)『スーパーガール』
3(3)『オブセッション 災愛』
4(初)『ジャッカス:ベスト・アンド・ラスト(原題) / Jackass: Best and Last』
5(2)『ディスクロージャー・デイ』
6(4)『バックルームズ』
7(5)『最終絶叫計画 令和!』
8(初)「BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-」先行上映イベント
9(6)『マスターズ・オブ・ユニバース』
10(7)『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』


