山崎賢人、吉沢亮とは今も「中学生男子」 8年前の『キングダム』撮影回想

俳優の山崎賢人(※崎=たつさき)が5日、東京国際フォーラムホール(東京都千代田区)で開催された『キングダム』シネマコンサートにサプライズに登壇。第1作から共演する河了貂役の橋本環奈も登壇し、第1作の撮影を仲良く振り返った。
紀元前の中国春秋戦国時代を舞台にした原泰久のコミックに基づき、天下の大将軍になる夢を抱く戦災孤児の少年・信 (山崎)と、中華統一を目指す秦国の若き王・エイ政(※エイ政のエイは、上に亡、中に口、下左から月、女、迅のつくりが正式表記/吉沢亮)を描く本シリーズ。最新作となる5弾『キングダム 魂の決戦』(7月17日公開)の公開を前に開催されたシネマコンサートでは、大スクリーンで上映される『キングダム』第1作(2019)に合わせて、東京フィルハーモニー交響楽団が音楽を生演奏。トークセッションには山崎、橋本のほか、シリーズ全てのメガホンをとった佐藤信介監督、音楽を担当したやまだ豊も登壇した。
山崎と橋本がサプライズ登壇すると大歓声で迎えられ、二人は恥ずかしそうにしながら第1作の撮影を仲良く回顧。山崎は「全てはこの一作目から始まったので、かなり思い入れがありますね。日本映画界でこれまで見たことのない、とてつもない作品を作るぞという気合い、熱100%以上でやっていたのを思い出します」と当時を振り返る。
第1作の際は中国ロケが思い出深く、「実際にお城を目の前にした時に『デカっ!』って」と述べる山崎。まだ10代だったという橋本も「わざわざ中国に行ったかいがあったよね~」と続ける。また橋本は「私の演じる河了貂は一作目は傍観者のような立ち位置で、見ているお客さんと近い視点かなって思いながらの演技でした。でも、8年前に撮影した時はまだどんなふうになるかわからない中の撮影でした」と話す。
佐藤監督も当時を振り返り、「皆さんは和気藹々、きゃっきゃって学生のようでした」と紹介。橋本は「特に信とエイ政です。中学生のようだった」と吉沢と山崎の関係性について言及。山崎も「確かに中学生男子でしたね。今もだけど」と笑みを浮かべつつ、「エイ政を演じた吉沢さんとは仲が良くて、ふざけたりとかする空気感があった」と話した。また山崎は、橋本演じる河了貂のイメージを聞かれると、「母や姉のような存在」と回答。橋本は「姉でしょうね。私が一番年下だけど」と嬉しそうに話していた。
山崎はまた、大沢たかおが演じた王騎将軍の存在も印象的だったといい、「第1作目で、初めて王騎将軍を見た時のことを今でも覚えています。実際に王騎将軍の姿になった大沢さんを見たのは、王宮の外に出た時。オーラとかデカさが凄すぎて、わけがわからなくて……。大沢さんの纏うオーラや空気感に圧倒されました」と話した。
山崎は「『キングダム』は自分の生きてきた人生と重なる作品」とも述べ、「俳優人生の半分を信として生きている。キャラクターとの関係がリアルで、自分と重なる部分があった。信として生きてきて、見ているお客さんの熱だったり、キングダム愛のようなものも全部いい意味で力になっていて、作品を背負う気持ちもありながら、今にきている」としみじみ。最新作についても「また信を演じられて嬉しかった。早く皆さんに見てもらいたい」と話し、吉沢との共演について「撮影の時(吉沢)亮が言っていたのは、“実家に帰ってきた感がある”って。大変なことも乗り越えてきたからこそ帰ってきたという感覚があるんだろうなって思いました。そういう場所があるというのもまた嬉しいこと」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)


