第3子妊娠中のアン・ハサウェイ、大きなおなか!『オデュッセイア』NYプレミアに豪華キャスト集結

現地時間14日にクリストファー・ノーラン監督最新作『オデュッセイア』のNYプレミアがAMCリンカーンスクエアが行われ、マット・デイモン、トム・ホランド、アン・ハサウェイ、ルピタ・ニョンゴ、ゼンデイヤ、シャーリーズ・セロン、エリオット・ペイジをはじめとした豪華キャストが一堂に会した。
【画像】美しすぎる…『オデュッセイア』NYプレミアに豪華キャスト集結
プレミア会場には、砂浜をイメージした装飾の奥に、劇中にも印象的に登場する全長44フィート(約13メートル)におよぶ圧巻の「トロイの木馬」が出現。タイトルロゴが飾られた会場内や、篝火(かがりび)が焚かれたゲート周辺には、鎧兜や槍を身にまとった兵士たちが警護にあたるなど、まさに古代ギリシャの世界観がそのまま立ち現れたかのような荘厳な雰囲気に包まれた。
苛烈な運命に立ち向かう主人公オデュッセウスを演じたマット・デイモンは、「役作りのために体重を167ポンド(約75.7kg)まで落とし、毎朝3時や4時からトレーニングに励みました」と明かす。撮影の厳しさから過酷なロケーション撮影を「遠征」と表現したマットは「CGIは一切使っていません」と断言し、「1,000人規模の戦闘シーンでも実際に1,000人のエキストラを動員して撮影したことを誇りに思います」と語った。
オデュッセウスの帰還を信じ、過酷な宿命に耐え続ける息子テレマコス役のトム・ホランドは、マット、アン、ルピタ、そしてノーラン監督ら業界の巨星たちと共演できたことに「雲の上にいるような気分です」と興奮を隠さず、「緊張している暇もないほど他にはないスピード感で撮影が進みました」と振り返った。
気高き妻ペネロペ役のアン・ハサウェイは第3子を妊娠中で、大きくなったおなかに美しいホワイトのロングドレスをあわせて神々しい美しさ。演じる上で自身も妻であり母である経験を役に深く反映させたといい、主演のマットとも“家族の絆”という共通点を通じてすぐに打ち解けられたそう。ノーラン監督については「知性、常識、人間性を兼ね備えた完璧な存在です。監督の真摯な姿勢こそが、多くのスタッフやキャストが何度も彼と仕事をしたがる理由です」と称賛した。
ヘレネとクリュタイムネストラという一人二役を演じたルピタ・ニョンゴは、「ノーラン監督からこの役の第一候補だと提示された際、あまりの驚きにその場で承諾しました。脚本を読む必要すら感じませんでした」と出演即決のエピソードを披露。さらに本作について、「女性たちの視点にもしっかりと時間を割いて描かれている点に新たな魅力を感じています」と手応えを明かした。
女神アテナ役のゼンデイヤは、正式なオファーを受ける前に、パートナーであるトム・ホランドが持っていた脚本をこっそり読み、その素晴らしさに感銘を受けていたという。その上で、「翻案不可能と思える古典文学をここまで見事に映画化できるのは、ノーラン監督以外に存在しません」と監督の手腕を力強く称えた。
女神カリュプソ役を演じ、本作でノーラン監督作への初出演を果たしたシャーリーズ・セロンは「どのような役柄であれ、ノーラン監督と一緒に働きたいと思わない俳優はいません。依頼があれば即座に駆けつけます」と監督への絶対的な信頼を口にした。
兵士シノン役のエリオット・ペイジは、『インセプション』以来約16年ぶりとなるノーラン組への帰還だ。超大作でありながら、「現場ではノーラン監督が最高の1ショットを捉えることだけに全神経を注いでいるため、まるでインディーズ映画を作っているかのような濃密な感覚でした」と撮影を振り返った。
そしてメガホンを取ったノーラン監督は、主演のマットについて「マットは自ら先頭に立って現場を引っ張る男であり、彼の情熱と姿勢が『自分たちも応えなければ』と周囲を鼓舞する最高の刺激になりました」と高く評価。また、キャストに妥協のない挑戦を求める一方で、「俳優が何を求めているかを理解し、常に同じ現場で寄り添うこと──例えば水中の撮影であっても自身がキャストと共に水に入ることを信条としています」と明かし、「2回以上鑑賞される方には、ぜひ脇役やオデュッセウスの乗組員たちの細やかな演技に注目してほしいです。そこには膨大なディテールが詰め込まれています」と呼び掛けていた。『オデュッセイア』は9月11日に日本公開。


