実写『ぼけ日和』大竹しのぶ&三浦友和W主演決定!櫻井翔も認知症専門医役で出演

矢部太郎による「マンガ ぼけ日和」を実写化した映画『ぼけ日和』で、大竹しのぶと三浦友和がW主演を務めることが発表された。あわせて、櫻井翔の出演も決定し、3人が写るファーストビジュアルも公開された。2027年全国公開となる。
大竹と三浦が、絵を描くことが趣味で認知症を患いながらも無邪気な笑顔を絶やさない妻・鳥飼千晴を、趣味のカメラを手に、変わらぬ優しさで妻に寄り添い続ける夫・道夫をそれぞれ演じる。そして、鳥飼夫婦を温かく見守り、患者だけでなくその家族にも寄り添う認知症専門医・阿久津孝介を櫻井が演じる。また、『ミッドナイトスワン』『ナイトフラワー』の内田英治監督がメガホンを取る。
あわせて公開されたファーストビジュアルには、縁側に腰掛ける鳥飼夫婦と、認知症専門医・阿久津の姿が描かれている。愛らしい笑顔を見せる千晴と、愛用のカメラを手に優しく寄り添う道夫。そして、そんな二人を温かな眼差しで見守る阿久津。原作小説の表紙をモチーフにしながら、本作ならではの温もりを映し出した一枚となっており、夫婦が積み重ねてきた時間と、これからも変わらず寄り添い続ける想いが静かに伝わるビジュアルとなっている。
キャスト陣、監督のコメントは以下の通り。
大竹しのぶ/鳥飼千晴(とりかい・ちはる)役
初めての内田組でしたが、監督を中心に丁寧に絵作りをする素晴らしいスタッフの皆さんに囲まれて、本当に幸せな時間でした。哀しく、辛い方向からではなく「どこまでも愛」の視点から描いているところを観ていただければ嬉しいです。
三浦友和/鳥飼道夫(とりかい・みちお)役
私の父親は95歳で亡くなる前の2年間ほどですが認知症と診断され、その姿を見てきました。最近では親しい友人が認知症を発症し、身近なものを自分事として捉えるようになっています。この作品への依頼があった際には、認知症の話と聞いた時点では正直拒否反応があったのですが、原作が矢部太郎さんのほのぼのとした『マンガ ぼけ日和』であったこと、そして脚本が辛さだけでなく、夫婦や親子の愛情に重きを置いている内容になっていたことなどで、出演させていただくこととなりました。大竹しのぶさんと、がっぷり四つの共演は初めてです。魅力的な俳優が大勢出演しています。やりがいのある仕事は楽しいです。期待してください。
櫻井翔/阿久津孝介(あくつ・こうすけ)役
まずは、メッセージ性の高い社会派作品から、笑顔溢れるエンターテイメント作品まで作られる内田英治監督作品に参加できること、とても嬉しく思います。自分自身も年齢を重ね、認知症は身近な問題となってきています。いままさに向き合っている友人も多くいます。そのような中に矢部さん、長谷川先生の原作に触れ、この病に触れる中での温もりを感じました。阿久津医師という役柄を通して見る、大竹さん、三浦さん演じるご夫妻は、柔らかく、優しく…でも、徐々に記憶が薄れていく喪失感、いつか来てしまう別れを感じさせ、胸がキューっと締め付けられます。微笑みながら、涙が頬を伝う。そんな温かな"人生"の話です。親御さん、もしくは自分自身と重ね合わせながら、ご覧いただけたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
内田英治/監督
おばあちゃん、今天国でどうしてるかな……。原作である「ぼけ日和」を読んだときにまず思い浮かんだのは、遠い昔に亡くなった祖母の姿でした。私がまだずいぶん若い頃に認知症となったのです。当時自分は若く仕事一辺倒で、遠い九州ということもあり、数回会っただけでおばあちゃんは旅立ってしまったのです。ああ、生きてるときにもっとたくさん会えばよかった……、なぜあのときたくさん会いに行かなかったのだろう……。同時に、おばあちゃんが生きた時代、おじいちゃんとの結婚生活、その子供であるうちの父との関係、そんなことに思いを馳せました。これは、薄れゆく記憶のなかで寄り添う男女。昭和というひとつの時代を生きた夫婦の愛の物語です。役者さんには、国民的俳優のお二人である大竹しのぶさん、三浦友和さんしかいない!と。また、寄り添う医師には、同じく日本で愛されている櫻井翔さんに声をかけさせていただきました。見ると本当に、母や、おじいちゃんおばあちゃんに会いたくなります。ハートフルでユーモアたっぷりの作品です。どうぞお楽しみに。



