『時には懺悔を』西島秀俊が難役に挑戦!“意識しない”芝居を追求…場面写真一挙公開

『下妻物語』『告白』などで知られる中島哲也監督の8年ぶりとなる新作映画『時には懺悔を』(8月28日公開)から、主人公の探偵を演じる西島秀俊らの新たな場面写真6点が公開された。
打海文三のミステリー小説に基づく本作は、中島監督が構想18年を経て完成に至った。西島が演じるのは脳性麻痺を患う息子を数年前に亡くし、妻や娘との関係に深い傷を抱えた探偵・佐竹三雄。佐竹は過去に縛られ、後悔に溺れながら日々を過ごし、他人と距離を置き、ただ仕事として事件を追っているだけの探偵だった。しかし、二つの事件をきっかけに人生が大きく転換。事件に関わる人々の言葉に耳を傾け、その痛みや後悔を受け止め、影響を受けていく。
中島哲也監督が「僕が今まで作ってきた映画のキャラクターとしてはすごく珍しい」と語る難役に挑んだ西島。演じる佐竹は自身の感情を言葉にすることが苦手な人物であり、だからこそセリフのないシーンでは、西島の表情や視線の動きが大きな意味を持つ。撮影現場での中島監督について西島は、「リアルな演技にこだわられていました。どのシーンでも、声の大きさやトーンに至るまで、もっと自然に、もっと何かを“意識しない”ということを追求されていて、とても印象に残っています」とリアルな演技を求める監督の演出を振り返っている。
西島の魅力について、大手探偵社のオーナー・寺西役で共演した役所広司は、1999年に公開された映画『ニンゲン合格』の頃の西島を振り返りながら、「今や素晴らしい俳優さんになっていますが、若い時から本当に良い意味で変わらない。彼の魅力がそのまま年月を経てきている感じがします」と、その変わらぬ人柄と俳優としての魅力に触れる。
また、佐竹とともに探偵殺害事件を調査する探偵・舟尾を演じた片岡鶴太郎も、本作で初共演となった西島について「非常に穏やかで、感情の起伏を抑えながら、その奥に思慮深さを持つ人物」と評している。



