川口春奈、結婚&妊娠発表後初の公の場 「家族っていいな」主演映画に思い

俳優の川口春奈が7日、都内で行われた主演映画『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』(10月2日公開)の試写会イベントに出席した。川口にとってサッカー日本代表DF・板倉滉との結婚・並びに妊娠発表後、初の公の場となり、作中演じた母役を通じて感じた家族の絆や家族のありがたさについて感慨深げに話す一幕があった。
本作は24歳の若さで亡くなった遠藤和さんの手記を原作に、がんにおかされながらも子供を生むという願いをかなえようとした夫婦を描いたヒューマンドラマ。川口はステージIVのがんを宣告される主人公の遠藤和を演じた。イベントには川口のほか、共演者の高杉真宙、松本穂香、中島瑠菜、清水くるみ、笠原秀幸、一ノ瀬颯、星野真里、森田望智、デビット伊東、小林聡美、山戸結希監督も登壇した。
川口は「公開まではまだ一か月くらいあるんですけど、こうしてお客様の前に作品が届くのが嬉しい。どう受け取っていただけるか、緊張も不安もありますが、撮影中、本当に様々な思いがあったので、今はここまで来れたことに感謝です」と笑顔を見せる。
原作の映画化を聞いた時の心境については「映画化するということで、原作はもちろんですが、監督からも映画化への思いを聞き、この映画を作る意義のようなものにすごく共鳴しました。私の体でなんとか和さんの生きざまを表現できればと思っていました」と回顧。「和さんご自身、夫婦、家族が、悩んで様々な決断を迫られて覚悟を持って生き抜いていて、その強さに勇気づけられた一人でした。(本作を通じて)家族のパワーというか強さを改めて感じて、自分も勇気をもらえたし、和さんを演じることで、自分と対話をするきっかけももらえた」と話す。
また、「お芝居をしているというより、ドキュメンタリーを撮られている感じ、気づいたら撮られている。今までと違った感覚でした」と撮影を感慨深げに振り返る。
和の父を演じたデビット伊東が途中、撮影を振り返り感極まって涙を見せる一幕もあったが、川口はそんなデビットとの共演も振り返りつつ、「幾つになっても親は親、子は子。そこには愛しかない。心配もあるけど、本人を尊重するのも愛。家族の形、家族っていいなって、唯一無二だなって思えました」と役を通じて感じたという家族の大切さについてしみじみと話す。夫役の高杉に対しても「すごく穏やかで優しくて、常に気を遣っていただいた」と述べ、「一方で(役にのめり込みすぎて)心配をかけることもあったけど、現場の皆さんがどしっと見守ってくれている感じがして、すごく心強かった」と共演者に感謝を述べていた。(取材・文:名鹿祥史)



