役所広司、エキストラから「VIVANT」撮影と間違えられる 新作でホームレス姿「汚れて髭だらけ」

俳優の役所広司が9日、マンダリンオリエンタル東京にて行われたNetflixシリーズ「俺のこと、なんか言ってた?」の完成報告会に出席。役所は本作の撮影中、エキストラから別作品の撮影をしているのでは……と勘違いされたことを明かした。イベントには、賀来賢人、松山ケンイチ、江口のりこ、磯村勇斗、上川周作、山本博(ロバート)、坂井真紀、吉田羊、金子文紀監督も来場した。
【画像】役所広司、賀来賢人、松山ケンイチら豪華キャスト集結!完成報告会の様子
宮藤官九郎が脚本を手がけた本作は、世間からも家族からも完全に忘れられてしまった承認欲求の塊のような大物俳優・高瀬川玄(役所)が、ゼロから出発する姿を描いたヒューマンコメディー。
派手な演出のなか登場した役所は「僕が演じた高瀬川だったらこういう場が大好きなんだと思うのですが、僕はどうも苦手なんです」と苦笑いを浮かべつつ、「でも、脚本の宮藤(官九郎)さん、演出の金子さん、そしてプロデューサーの、磯山(晶)さんのチームに今回初めて参加させていただき、ここにいらっしゃる素晴らしい俳優さんたちと仕事ができたこと、とても幸せに思います」と晴やかな表情を見せる。
役所は、2019年放送の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」で宮藤脚本を経験しているが「宮藤さんの世界が好きで、彼の人物描写っていうのはすごく興味もありました。以前宮藤さんの作品に出演したとき、打ち上げの際に宮藤さんから『またやりましょう』と言ってくれたんです。すぐお話があるかなと思ったら、何年も音沙汰がなかった。今回やっとお声がかかった」と笑うと、脚本を読んだ際「セリフが長いなと思ったんです」と突っ込みつつ、「脚本を読んでいるだけで面白い。人間が演じたら面白くなくなったらどうしようと弱気になりかける時期もありました」と正直な胸の内を明かしていた。
そんな役所だが、劇中では緩急自在な芝居を存分に見せている。金子監督も「『そんなにやって大丈夫ですか?』と心配になるぐらい、やってくださっている。本当に素晴らしかった。観ないと損です」と観客を煽った。共演した賀来も「役所さんとタダで本読みをさせていただけていると思うだけで、ニヤニヤしてしまいました」と役所に羨望の眼差しを向けると、吉田も「おそらく日本の俳優全員が役所さんと共演したいと思う中で、元ではありますけれども妻役をやらせていただいて、本当に『いつ死んでもいいな』と思うぐらい。本当に幸せな撮影でした」と撮影を振り返っていた。
さまざまなシチュエーションで役所の芝居が堪能できる本作。そのなかで役所は「僕がホームレスをするシーンがあるんです」と明かすと「汚れて髭だらけの僕の姿を見て、エキストラさんが『VIVANT』の撮影? とつぶやいたんです」というエピソードを披露。役所は「そのときはさすがに笑ってしまいましたね」と語っていた。(磯部正和)
Netflixシリーズ「俺のこと、なんか言ってた?」10月22日(木)より世界独占配信



