アン・ハサウェイ新作が首位デビュー!トム・クルーズ新作は大苦戦
全米ボックスオフィス考

先週末(10月2日~10月4日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、アン・ハサウェイ主演映画『ヴェリティ/真実』が興行収入3,203万1,011ドル(約50億円)で初登場1位に輝いた。今年公開されたアン出演映画は実に5本に上り、そのうち『プラダを着た悪魔2』『オデュッセイア』『ヴェリティ/真実』の3本で首位デビューを果たしている。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル155円計算)
【画像】『ヴェリティ/真実』ダコタ・ジョンソン、透けてるドレスで魅了
『ヴェリティ/真実』は、コリーン・フーヴァーのベストセラー小説を実写化したサスペンス。交通事故で身体の自由を失った人気作家ヴェリティ(アン)のゴーストライターを引き受けた売れない作家(ダコタ・ジョンソン)が、邸宅で発見した不気味な原稿をきっかけに、ヴェリティの夫(ジョシュ・ハートネット)や家族にまつわる闇深い真実へと引きずり込まれていく姿を描く。Amazon MGMスタジオの映画だ。
一方、トム・クルーズが『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『レヴェナント:蘇えりし者』などのオスカー監督アレハンドロ・G・イニャリトゥと組んだ風刺劇『DIGGER/ディガー』は大苦戦を強いられている。製作費は最低でも1億2,500万ドル(約194億円)以上、さらに宣伝費として推定1億ドル(約155億円)が費やされたと伝えられているが、オープニング興収は800万1,856ドル(約12億円)で4位デビューとなった。世界興収も2,000万1,856ドル(約31億ドル)にとどまっている。
今年のサマーシーズンの興収は史上最高額を記録するなど大盛況となったハリウッドだが、ワーナー・ブラザースは今年ここまで、国内興収1億ドル(約155億円)を突破する映画を1本も出せていない。まもなくパラマウント・スカイダンスによる買収が成立する予定で、独立したスタジオとしての最後の配給作『DIGGER/ディガー』でほろ苦い幕引きを迎えた形となる。買収成立後には、大規模な人員削減も行われる見込みだ。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)に新映像を追加した特別版『アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコール』は6ランクダウンの7位となったものの、『アバター』(2009)から世界興収歴代1位の座を奪還した。
そのほか、クリストファー・ノーラン監督の『オデュッセイア』が公開12週目にしてついにトップ10圏外となった。累計興収は6億2,046万1,595ドル(約962億円)、世界興収は17億6,796万595ドル(約2,740億円)に達している。(編集部・市川遥)
10月2日~10月4日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『ヴェリティ/真実』
2(2)『バイオハザード』
3(3)『ハート・オブ・ビースト』
4(初)『DIGGER/ディガー』
5(4)『プライムタイム(原題) / Primetime』
6(5)『フォーガットン・アイランド 忘却の魔法島』
7(1)『アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコール』
8(6)『プラクティカル・マジック/魔女たちの秘密』
9(初)『Drishyam: The Conclusion(原題)』
10(7)『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』



