『太陽を盗んだ男』4Kリマスター版、2週間限定から異例の上映延長 上映館拡大も決定

令和の観客も魅了している『太陽を盗んだ男』
令和の観客も魅了している『太陽を盗んだ男』 - (C)1979 TOHO CO., LTD. / Tristone Entertainment, Inc.

 10月16日から2週間限定で公開されている、長谷川和彦監督作『太陽を盗んだ男』(1979)の4Kデジタルリマスター版が、異例のヒットを受けて、一部劇場で上映延長されることが決定した。

【動画】『太陽を盗んだ男/4K デジタルリマスター』新予告編

 全国11館規模で公開された本作は、10日間で興行収入2,500万円を突破し、ミニシアターランキング(公開館数30館以下)の週末観客動員数で2週連続1位を獲得するヒットを記録中。この反響を受けて異例ともいえる上映延長が決定した。

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 さらに10月30日から、TOHOシネマズ六本木ヒルズ、TOHOシネマズ上野、TOHOシネマズ立川立飛、TOHOシネマズ府中の都内4館での拡大上映がスタート。多数の劇場で売り切れが続いていたという「【復刻版】劇場用パンフレット」も増刷される。

 『太陽を盗んだ男』は、退屈で無気力な日々のなか、東海村の原子力発電所からプルトニウムを強奪し、自宅アパートで手製の原子爆弾を製造、政府に無茶な要求を突きつけていく中学校の理科教師・城戸誠(沢田研二)を描いた作品。

 城戸役の沢田と山下警部役・菅原文太が火花を散らす極限の死闘、製作・山本又一朗、長谷川監督らがフィルムに焼き付けた比類なき熱量は、往年のファンだけでなく現代の観客も圧倒しているようで、観客層のデータでは40代以下が半数近くに及んだという。上映終了後には拍手が起こる劇場も出ているといい、かつて「伝説」として語り継がれてきた本作が、リアルタイムを知らない若者たちにとっても現在進行形の「リアルな衝撃」として受け止められているようだ。

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