伊藤沙莉、朝ドラ「虎に翼」映画化に驚き 「あまり現実味がなかった」

伊藤沙莉
伊藤沙莉

 俳優の伊藤沙莉が8日、都内で行われた主演映画『劇場版「虎に翼」』(2027年1月15日公開)の完成披露舞台挨拶に登壇した。50年を超えるNHK連続テレビ小説の中で、主演キャストが続投した形での映画化は史上初のこと。劇場版として「虎に翼」の世界に再び戻ってきた伊藤が、驚きと喜びを語った。

【画像】キャスト12名ズラリ!舞台挨拶の様子

 本作は、2024年に放送されたNHK連続テレビ小説第110作「虎に翼」を、オリジナルストーリーとして映画化したもの。「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で、後に女性初の判事・裁判所長も務めた三淵嘉子さんをモデルにした主人公の寅子(伊藤)が、志を同じくする女性たちと道なき道を切り開いていくストーリー。劇場版では、ドラマでは描ききれなかった明律大学女子部時代の新たなエピソードや、現代に繋がる寅子の“最後の事件”が描かれる。

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 幕が開き、登壇者たちが姿を現すと待ちわびていた観客から大きな拍手が沸き起こり、伊藤は「やっと観ていただける。とてもうれしいです」と感無量の面持ちを見せた。「虎に翼」の映画化が決まったと聞いたときの心境を尋ねられると、「ちょっと意味がわからなかったですね」と素直に語って会場の笑いを誘った伊藤。「あまりに異例というか。役が続投ということも初めてだと聞いたので、そんなことってできるのかなと。あまり現実味がなかったです」と明かした。一方で、ファンが作品に愛情を注いでくれたからこそ映画化という形にたどり着けたとも語り、「愛していただけたことを感じて。とてもうれしかったです」と笑顔を浮かべていた。

 大きなスクリーンで「虎に翼」が上映されることにも、伊藤は「すごく不思議な気持ちです」と驚きがある様子。「お茶の間な感じのスタイルで朝ドラは撮っていて、そこを大切にしてきた。朝の手を止めずに観られるライトさもありつつ、深いドラマがあったりする。それがいざスクリーンで……となると、どのような印象を持っていただけるかは想像がつかない」と吐露。本シリーズは「財産です。私の宝物です」と深い愛着を改めて示した伊藤は、「たくさんの仲間たちと、たくさん愛して、大事に大事に、作り上げた作品の映画化」だと胸を張っていた。

 この日は、岡田将生、石田ゆり子、森田望智、土居志央梨、桜井ユキ、平岩紙、ハ・ヨンス、羽瀬川なぎ、南沙良、野呂佳代、内田有紀、梛川善郎監督も出席した。(取材・文:成田おり枝)

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