「豊臣兄弟!」山田涼介の闇落ち秀次に同情相次ぐ

第43回より山田涼介演じる秀次
第43回より山田涼介演じる秀次 - (C)NHK

 仲野太賀が豊臣秀長役で主演を務める大河ドラマ「豊臣兄弟!」(NHK総合・毎週日曜午後8:00ほかで放送中)の8日放送・第43回では、秀吉(池松壮亮)が刀狩令を発するエピソードが描かれ、闇落ちしつつある甥・秀次(山田涼介)に同情の声が集まり、タイトルのほか「秀次くん」のワードがXのトレンド上位にランクインした(※ネタバレあり。第43回の詳細に触れています)。

【画像】次回・第44回「ある家臣の死」場面写真

 第43回「殿下の刀狩り」では秀吉が、国衆に一揆をたきつけた罪で佐々成政(白洲迅)に切腹を命じたことに端を発し、二度と同じことが起きないようにと全ての民から戦道具を召し上げるという「刀狩令」を発した。秀長(仲野太賀)のアイデアにより、秀吉が建立する大仏の資材として戦道具の提供を促したが……。

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~以下、第43回のネタバレを含みます~

 このところ、秀長に対抗意識を燃やしていた秀次。秀吉が「刀狩令」を発しようとした際、いつもは従う秀次が「無謀」だと指摘し、「百姓にとって刀は身を守るためになくてはならないもの。おとなしく差し出すとは思えませぬ」「無理やり取り上げれば再び一揆を起こしかねない」と進言。一方で秀長は容易でないことは認めながらもやるべきだと秀吉に賛同した。

 しかし、早々に戦道具を隠し持つ民たちがいることが発覚。彼らは“(武具は)父の形見で決して一揆をおこそうとしたわけではない”“田畑を荒らす獣たちを追い払うことができない。そうすれば米を作ることができない”と訴えるも、秀次は気持ちはよくわかるとしながら、殿下の命に背くわけにはいかないと見せしめに。「だから刀狩りなどしとうなかったのだ……」と先を憂いた。

 その矢先、秀長の知人である筆職人・才蔵(間宮祥太朗)らが隠していた武具で盗賊を追い払ったとして連れてこられた。人命を救ってお咎めを受けるのは仕方がない、後悔はないと罪を受け入れようとする才蔵に対して、秀長がどんな判断を下すのか注目されたが、秀長は「後ほどあらためて吟味するがおとがめなし」と言い渡す。「この者たちには非はない」「民を守らねばならんのにそれを怠ったは我らの落ち度!」と主張し、さらには切腹した佐々を思い浮かべながら、泰平の世で生きるすべを失った者たちを導けない自身たちの咎だと才蔵らに土下座して詫びた。

 この秀長の判断には、視聴者から「えっ許すの?」「これでいいの?」「ダブルスタンダードやないか」「身内びいきって言われない?」「ブレブレな感じ」などツッコミが相次いだが、秀次が秀吉にその一件を持ち出し「このままでは他の大名たちに示しがつかない」と訴えた際、秀吉は思わぬ反応を見せた。

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 秀吉ははなから刀狩がうまくいくとは思っていなかったと言い、何十年もかけて武具などなくても生きていける世があるのだと民に少しずつわからせることが必要であると説き、秀長の元に町人たちや百姓たちが隠し持っていた武具を差し出してきたという報せが届く場面を挟みながら、秀吉が「秀長はその一筋の光を民に見せたのだ」「あやつは刀ではなく、民の心をからめとったのじゃ。それこそがこの刀狩の一番の狙いよ」「さすがはわしの弟じゃ。とんだ人たらしよのう」と秀長をべた褒め。

 そののち取り残された秀次が床を打つ拳がクローズアップされ、徐々に拳の力を強めていく姿を背後から捉える不穏な演出が展開されると「秀次闇落ちですか」「壊れていく秀次」「秀次のやばいスイッチ入った」「やらかす気満々な秀次」「この秀次中々に厄介」と戦慄の声が上がると同時に、「秀次くん頑張って刀狩りしたのに…」「兄弟に振り回される秀次くん」「そら秀次くんキレますわ」「キレていいと思う」「さすがにかわいそう…」「真面目に働いたのに秀長の方を誉める秀吉…」と同情が寄せられていた。

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