相変わらずレクター博士は美味しそうに食事してます。
なんであんなにうまそうなんでしょうか。彼が料理番組のレギュラーになったら間違いなくお腹なりっぱなしです。でも、料理が人肉だってところが複雑なんですが……。
レクター博士三部作のエピソード1になる『レッド・ドラゴン』の主役ウィルにはエドワード・ノートン。博士は犯罪者、ウィルは敏腕刑事ですが、お互いにシンパシーを感じあう天才同士。『羊たちの沈黙』のように、二人でひとつの犯罪を追いかけていきます。
エドワード・ノートンの秀才っぷりに無理がないのは、本物の秀才(エール大学卒)であるせいもありますが、どのシーンもひょうひょうとこなしてる印象が非常にクールです。とにかく今回のノートンは絶対にカッコイイので、ファンもそうでない人にも観てもらいたいです!
プレミアでの彼は、前回の来日より日本語がさらに上手くなってました。アメリカン・ジョークじゃなくて、ちょっとひねくれた日本人向きのジョークの言える稀有なハリウッドスターです。
それにしても、この作品中でどうしても気になる点がひとつ。影になってますが、左右に激しく揺れてるの、ばっちり映ってますよねぇ? レイフ・ファインズの……。
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