ADVERTISEMENT

『シュレック2』日米合同記者会見

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
『シュレック2』日米合同記者会見

取材・文 FliXムービーサイト

“長ぐつをはいた猫”役のアントニオ・バンデラスが来日したばかりの『シュレック2』の会見も4度目を迎え、ついに日米シュレックとフィオナ姫の合同記者会見が実現した。全米では5月に公開され、早くも歴代興行成績第5位にランクインしており、日本での7月24日の公開で、さらなるヒートアップが期待されている。初来日のマイク・マイヤーズ、2度目の来日となったキャメロン・ディアス、浜田雅功、藤原紀香はそろってジーンズ姿で現れ、写真撮影ではお互いに寄り添いながら次々とポーズをとってみせた。また、会見場ではコメディアンのマイクと浜ちゃんが、息の合った掛け合いをみせ会場を盛り上げた。なお、お馴染みとなった製作総指揮のジェフリー・カッツエンバーグ氏も登場し、“シュレック”のヒットを祈る。

ADVERTISEMENT

マイク・マイヤーズ(以下M):今回初来日なのでとても興奮しているんだ。『オースティン・パワーズ3』のときも来日したかったんだけど、来られなかったからね。実は子供のころから日本を身近に感じていたんだ。なぜって僕が大好きだったプラモデルが全部「MADE IN JAPAN」だったからね。今日は皆さんに会えたことと、日本製のおもちゃで遊ばせてもらえたことの両方に感謝しているよ(笑)。

キャメロン・ディアス(以下C):私は14年前の16歳の夏に3ヶ月間日本にいたことがあるのよ。そのとき日本の芸術、文化、人からいろいろなことを学んで大人の第1歩を踏み出したわ。特に食べ物は大好物なの、だからいつも戻ってきたいと思っていたのよ。今度は映画の宣伝はなしで来日して、温泉とかにゆっくりとつかりたいわ。

浜口雅功(以下浜):こんちは、浜田です。キャメロンの挨拶が長かったんでこのくらいにしときます(笑)。僕の場合はキャメロンみたいな思い入れがないんですよね(笑)。上京してから十何年……食べ物も大阪のほうが美味いと思うし。とにかく吹替えの仕事は毎回難しいので、苦労しますよ。

藤原紀香(以下藤):この映画に関わっている人は皆さん楽しいので、とても幸せに仕事ができてうれしいです。今回ますますフィオナ姫が大好きになったので、たくさんの人に観てもらえることを期待しています。

ジェフリー・カッツエンバーグ(以下製作):僕はこの4ヶ月の間に6回も来日しているんだよね。何しろ日本食大好きだからね。でも本当はクロちゃんが大好きだからなんだ(笑)。彼女は素晴らしいよ。(突然の告白に驚きを隠せない、司会の襟川クロさん)


Q:好きなキャラクターとその理由を教えて下さい。

C:私は猫派だから“長ぐつをはいた猫”が好きだわ。彼の上目使いの目にはメロメロになっちゃうわ。ユーモアのセンスも抜群だし、特にあのブーツがいいわね(笑)。

藤:私も猫派で、実際に猫を飼ってもいるので“長ぐつをはいた猫”がいいですね。彼のしぐさは猫を飼っている人なら誰でも納得の、可愛らしい表情をするんですよね。そしてもちろん“フィオナ姫”もお気に入りです。彼女は強くて、やさしくて、精神的にも大人の女性なので私の憧れです。

M:もちろん僕が演じた“シュレック”だよ。あと、“ドンキー”と“長ぐつをはいた猫”もいいよね。両方が我が家で一緒に住めばいいのにと思うよ(笑)。

浜:僕も猫派です。昔、飼っていたんだけどちっともなつかなかったので、虐待しちゃいました(笑)。でもこの映画に出てくる猫は本当にかわいい!

製作:僕は“シュレック”だね。彼はこの映画の心臓であり、魂だからね。それに誰にでもシュレックのような怪物の部分はあると思うから、共感してもらえるんじゃないかな。


Q:シュレックを演じるのは難しいですか?

M:僕の場合は個々のキャラクターに恋することから始めるんだよ。つまり声優のエディ・マーフィやアントニオ・バンデラス、キャメロン・ディアスを見るんじゃなくて、ドンキーや長ぐつをはいた猫、フィオナ姫を好きになるんだ。そうやって物語の世界に入り込んでいくんだよ。

浜:いやー、そんなこと一切考えたことないなー。声を合わさなくちゃいけないというのがむずかしいかった。もう辞めてもいいかなとおもってます(笑)。

製作:絶対辞めないで!

C:私たちは合わせなくていいのよ。まず声入れしてから、絵が作られていくんですもの(笑)。

浜:そぉやーん! 知ってましたか? そこに日本語合わせるんですよ……合うわけないっちゅーねん(笑)。

製作:給料アップするよ(笑)。

C:浜田さんはプロ中のプロだから選ばれたのよ、自身をもって。

藤:私も悩みながら演じていましたね。でもストーリーが楽しいので、声入れしていて楽しくてしょうがなかったです。また、キャメロンさんやマイクさんの声を聞きながらの作業なので、まるで共演しているような気がして楽しかったです。


Q:キャメロン・ディアスとマイク・マイヤーズさんに日本の楽しみ方についてアドバイスはありますか?

浜:面白い所あるかなー?別にないんちゃうの?

C:私すごく歌がへたなんだけど、カラオケ大好きなの!

浜:ロスにもカラオケってあるの? へぇー。あ、食べ物は美味いと思うよ。でも大阪の方が絶対いいけどね。

製作:実は大阪には明日いくんだ。

浜:そうなの! じゃあお好み焼きとかたこ焼き食べてください!

M:(大きな声で熱く語る浜ちゃんを見て、心配そうに)僕たちケンカしているの? 僕はカナダ出身なんだけど、食べ物がとてもまずいんだ。だからカナダには食べ物が無いと思っているよ。だって「今晩カナダ料理食べたいな」なんて言う人いないだろ?

C:私はカナダ料理の“プーティーン”(フライドポテトにチーズとグレービーソースをかけたもの)が大好きよ。

藤:マイクさんには家族で温泉に行ってもらいたいですね。東京の近場にもありますしね。キャメロンさんには趣味のサーフィンができる穴場スポットがあるので、あとでこっそり教えてあげたいです。

C:いいわねぇー。次回来たときには電話するからぜひ教えてね。

『シュレック2』は日比谷スカラ座にて7月24日より一斉ロードショー

最新インタビュー

インタビュー一覧 »

ADVERTISEMENT