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連休は子どもたちと映画を観よう!

今週のクローズアップ

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今週のクローズアップ /9月の3連休は子どもたちと映画を観よう!

連休は子どもたちと映画を観たい!そんなパパ&ママにオススメしたいのが13日公開の映画『アルビン/歌うシマリス3兄弟』。本作を観る前に、押さえておきたい大人も楽しめるファミリームービーを紹介します。
母が父親を、目の前で射殺!~ 不幸な子ども時代

 ホラー&SF専門のスタジオ、エンパイア・ピクチャーズで活躍していた映画『ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたり』などで知られるプロデューサーのブライアン・ユズナと監督のスチュアート・ゴードンが、「ファミリー向けの映画を作りたいなぁ~」と思ってアイデアをひねり出して生み出したのが映画『ミクロキッズ』。


『ミクロキッズ』ストーリー
  失敗続きの科学者ウェイン・ザリンスキー(リック・モラニス)は、長年人間をミクロにする“電磁物体縮小マシン”の研究に勤しんでいたが、あるときその装置が誤って子どもたちに作動。運悪くマシンは威力を発揮し、子どもたち4人はみるみるうちに身長6ミリのミクロ人間と化してしまった。ゴミとともに裏庭に放り出されてしまった子どもたちは、スプリンクラーや虫たちの脅威におびえながらも、家にたどり着くために大冒険を繰り広げていく。


 ユズナとゴードンが生み出したアイデアは、その後ディズニーが買い取り製作を開始。当初はゴードンが監督を務めるはずだったのだが、準備期間中に体調を崩してしまい降板。その後監督の座はILM出身で、本作がデビュー作となったジョー・ジョンストン監督にバトンタッチ。CGでは醸し出すことのできない、味わい深い特殊効果の数々に胸が躍ること間違いなしの作品だ。


映画『ミクロキッズ』はブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメントよりDVD発売中(税込1,500円)
レンタル あり

 

マスターズ・オブ・ホラー
スチュアート・ゴードン
Matt Carr / Getty Images

映画『ホートン ふしぎな世界のダレダーレ』~ほこりみたいに小さくたって、人は人だ

 アメリカでは知らない子どもはいないとさえいわれている絵本作家、Dr.スースによる「ぞうのホートン ひとだすけ」を映画『モンスターズ・インク』『ファインディング・ニモ』などを手掛けたスタッフが、5年の歳月をかけて製作した3Dアニメーション作品。原作絵本は全世界15か国で翻訳され、70年以上にわたり約2億冊を売り上げているという大ベストセラー。


ホートン ふしぎな世界のダレダーレ』ストーリー
 ジャングルヌールのゾウのホートンは、ある日ホコリの中に小さな小さなダレダーレの国があることを見つける。しかし目に見えるものしか信じないカンガルーはホートンを危険なゾウとして、ホコリの乗ったクローバーの葉を奪おうとする。だが、ホートンの大きな耳にはダレダーレの国の住人の声が届いており、ダレダーレの国の市長とコンタクトが取れるようになったホートンはカンガルーやオオワシのブラドのイジワルに負けることなく、ダレダーレの国を安全な場所へ移そうと山の頂上を目指していく。


 実はこの物語、日本とは深い関係がある。アメリカで日本文化がブームになっていた1950年代当時、Dr.スースは日本を訪れ同志社女子大学英文学科の教授であった中村貢と出会う。そうして日本の文化に触れたDr.スースは帰国後「ぞうのホートン ひとだすけ」を執筆。ジャングルヌールとダレダーレの国という2つの異なる世界は、日本とアメリカのメタファーであると受け取ることができる。さらに劇中で語られる友情や信頼、きずなはまさに二人のものであるとみてとることができるだろう。

 

『ホートン ふしぎな世界のダレダーレ』
(C) 2008 Fox,Based on Dr. Seuss characters TM & (C) Dr. Seuss Enterprises

『アンツ』~豪華声優陣で贈るアリのドラマ~

 矢沢永吉の「アリよさらば」のように、音楽や映画、ドキュメンタリー作品などで人間を暗に示す物体としてアリが引き合いに出されることが多々ある。その中でも特出して面白いのが、スティーヴン・スピルバーグ率いるドリームワークスが1998年に製作した3DCGアニメーションの本作だ。


『アンツ』ストーリー
 10億匹のアリがすむ地下帝国で、無気力に働くアリのZ。Zは自分のやるべきことはほかにある!と心では思っていながらもそれを形にすることができない日々を送っていた。そんなある日、甘やかされて育った女王パーラと偶然出会ったZは一目ぼれ。彼女にもう一度会うべく身分を偽り、観兵式へと潜入するのだが、なぜか先鋭部隊としてシロアリ軍団との戦争に駆りだされてしまう。


 本作の見どころは豪華な声優陣の面々。ウディ・アレンが自身が監督する映画の主人公のようなZを好演。甘やかされて育った女王パーラは問題発言でバッシングされたことが記憶に新しいシャロン・ストーン。そのほかシルヴェスター・スタローンジーン・ハックマンクリストファー・ウォーケンジェニファー・ロペスらが脇を固めている。この人間味あふれるストーリーを生み出したのは、オゲレツながらも最後はさわやかな気持ちにさせてくれる“性春”映画『アメリカン・パイ』のクリス、ポール・ワイツ兄弟だ。


映画『アンツ』は角川エンタテインメントよりDVD発売中(税込:1,989円)

ニューヨークの才人、ウディ・アレン
Bobby Bank / wireimage.com

『アルビン/歌うシマリス3兄弟』~3兄弟が織り成す見事なハーモニー~

 デヴィッド・セヴィルが生み出した“アルビンとチップマンクス”を主人公にした人気テレビアニメ「アルビンとチップマンクス」を基に実写と最新のCG技術で映画化した本作。アルビンとチップマンクスは、音楽家のデヴィッドが仕掛け人の架空のシマリス・グループ。そのカラクリはテープに吹き込んだ自分の歌をハイスピード再生。するとその声は、人間ではなくまるで小動物が歌っているような風に聞こえるというもの。


アルビン/歌うシマリス3兄弟
  売れない作曲家のデイブ(ジェイソン・リー)は、伐採された木とともに都会に運ばれてきたアルビン、サイモン、セオドアのシマリス3兄弟と出会う。シマリス3兄弟の特技は見事なハーモニーで歌うこと。デイブが作った曲を歌った瞬間、3兄弟はたちまち大スターに! しかし、その才能とビジネス的価値に目をつけた大手レコード会社のイアンは、あの手この手でデイブの元からシマリス3兄弟を引き離し、自身の専属スターにしようとたくらんでいく。


 実写とCGIを組み合わせた映像の中で、往年の名曲やダニエル・パウターの「バッド・デイ~ついてない日の応援歌」などを高い声で歌うシマリス3兄弟の姿はとってもキュート。日本ではお笑い芸人の安田大サーカスが本作の応援団に任命され、映画『ライラの冒険 黄金の羅針盤』『レミーのおいしいレストラン』が持つ歴代興行成績を超える大ヒットという記録を本作が持っていることにあやかり、クロちゃんが頭突きでリスの大好物であるクルミを割るという無謀な記録に挑戦し、1分間に2個という微妙な結果を残した。


映画『アルビン/歌うシマリス3兄弟』は9月13日お台場シネマメディアージュほか全国公開

『アルビン/歌うシマリス3兄弟』
(C)2007 Fox, Alvin and the Chipmunks and Characters TM (C)2007
Bagdasarian Prod, LLC

文・構成:シネマトゥデイ編集部

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