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犬が語る!飼い主への一途な想いが愛おしい

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(C) 2017 Storyteller Distribution Co., LLC and Walden Media, LLC

 愛犬家であれば号泣必至のベストセラー小説を映画化した『僕のワンダフル・ライフ』は、ゴールデンレトリバーのベイリーと飼い主イーサンの物語。自分の命を救ってくれた少年イーサンのことが大好きなベイリーですが、犬の命は人間よりうんと短く、ついにベイリーが旅立つ日が来てしまいます。しかしその後、ベイリーは最愛の飼い主イーサンにもう一度会いたい一心で、50年かけて何度も生まれ変わりながら懸命にイーサンを捜します。出会った飼い主を全力で思いやるベイリーの姿が愛おしすぎる本作の監督は、名作『ギルバート・グレイプ』や『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』など人の心の機微を描く天才ラッセ・ハルストレム監督。そんなハルストレム監督が素敵な犬ライフを犬目線で語るというユーモラスなスタイルで描いた映画です。ベイリーの語る心の声と共に、思わず胸が熱くなる飼い主への一途な思いを感じるエピソードを紹介します!(文:森田真帆)

飼い主の気持ちは以心伝心でなんでもわかる!

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僕、君が大好きだよ。(C) 2017 Storyteller Distribution Co., LLC and Walden Media, LLC

 普段は元気でやんちゃ、自由奔放に遊びまくっているゴールデンレトリバーのベイリーですが、大好きなイーサンがどこか悲しそうだと「イーサン悲しそうにしているな。どうしたんだろう?」と気になって仕方がありません。とはいえ犬のベイリーに、人間の事情はわかりません。「イーサンが悲しい顔をしていると、僕まで悲しくなるんだ」ととても悲しい表情を浮かべてイーサンの隣にちょこんと座ったり、元気づけようと頑張ってみたりと一生懸命。大好きだからこそ、ベイリーには飼い主の気持ちが痛いほどわかります。

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く~ん。(C) 2017 Storyteller Distribution Co., LLC and Walden Media, LLC

 試写会で本作を観た方も同様の体験をしているようで、「ペットが悲しいときやつらいときにそばにいてくれると気持ちが通じ合ったように感じる」(40代・女性)という方も! 大の犬好きを公言しているハルストレム監督だからこそ、犬の心の繊細な動きや表情の演出は流石の一言です。本作でベイリーの心の声を聞いた後に、自分のペットを見つめたら、ふと彼らの心の声が聞こえてきそうです。

孤独な飼い主の心の隙間を埋めてあげる! 

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ぺろぺろ。(C) 2017 Storyteller Distribution Co., LLC and Walden Media, LLC

 悲しいことに犬の寿命は人間より短く、やがてベイリーは、イーサンの元から旅立ちます。ベイリーは生まれ変わり、エリーというシェパードとしてこの世に生を受けます。しかも職業は、最強の警察犬だからびっくりです。エリーの相棒になったのは、コワモテの警察官カルロス。カルロスとエリーは寝食を共にしますが、夜になるとエリーがあることに気づきます。一人ぼっちのカルロスの背中はどことなく寂しそう。エリーはそんなカルロスの寂しさを察して、彼の隣に寄り添います。

 ペットの存在はとっても大きなもの。それは、ベイリーのように飼い主の心の隙間を埋めてくれるペットがたくさんいるからなのでしょう。でも「ぼくだって寂しいもんね」というベイリーの心の声を聞くと、もしかしたら寂しいのはお互い様なのかもしれません。

飼い主の最高な人生を飼い犬ベイリーが見守る

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よろしくね、子犬ちゃん。(C) 2017 Storyteller Distribution Co., LLC and Walden Media, LLC

 ベイリーは、コーギー犬として再び生まれ変わります。内気で、なかなか人と打ち解けられない女の子マヤの元にやってきたベイリーは、彼女の恋のキューピッドになって幸せな結婚式にも出席。孤独だった彼女が幸せな家庭を作るまでを見届けました。ベイリーがうれしいのは、マヤがとっても幸せになれたこと。飼い主が送る最高の人生を、一番近くで見守ることは、犬にとっても一番幸せなことなのです。

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君が幸せなら、僕も幸せ。(C) 2017 Storyteller Distribution Co., LLC and Walden Media, LLC

 そんな犬の気持ちは、共感を呼ぶようです。試写会で本作を観た方の感想の中には「犬だって人だって、幸せになるために生きているんだよね。一緒に幸せになれればもっと素晴らしいじゃないか」(40代・男性)という素敵なコメントも。何回生まれ変わっても、“大好きな飼い主が幸せなら幸せ”なベイリーを見ると、犬と一緒に歩む人生をもっと笑顔で過ごしたくなります。

何度生まれ変わっても、大好きな飼い主のにおいは忘れない!

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大好きなにおいだ~。(C) 2017 Storyteller Distribution Co., LLC and Walden Media, LLC

 この映画を観た小学生の男の子は、思わず笑顔になったペットの行動があるそうです。「久しぶりに会ったら、しっぽを振って飛びついてきた」(8歳・小学生)。旅行から帰ってくると、扉の向こうで待ち構えていた犬が飛びついてくるときってありますよね? それは、大好きな飼い主のにおいを、姿を見るより早く嗅いだからというのが、本作のベイリーを通してよくわかります。

 50年に3回も生まれ変わったベイリーですが、いつまでも忘れられないのは大好きな飼い主イーサンの優しいにおい。夏の暑い日に車に閉じ込められて死ぬ直前だった自分を助けてくれた日から、ベイリーにとってイーサンは運命の飼い主。だから、ベイリーはどんなに長い間離れていようとも、何度生まれ変わっても、イーサンの優しいにおいだけは絶対に忘れません。そして3回目に生まれ変わったとき、ベイリーは懐かしいにおいに心躍らせます。映画『サイダーハウス・ルール』などの名作を手がけた巨匠が仕掛けたラストシーンは、どんな恋愛映画をも上回る、犬好きにはキュン死間違いなしの愛にあふれた名シーンです!

試写会でご覧になられた方々の絶賛コメントが続々!

  • 犬のいる生活は人生が豊かになると感じた。(50代・女性)

  • 子供と一緒に観ると楽しいと思う。(40代・男性)

  • 犬好きには夢のような作品。(50代・女性)

  • ペットいる人もいない人も、飼い主の気分になって感動する。(40代・女性)

  • ペットではなく家族として一緒に生きているんだと感じた。(50代・女性)

  • 犬の気持ちが少しわかった気がする(40代・男性)

  • 今まで飼っていたペットのことを思い出して感慨深かった。(50代・男性)

  • すてきなはなし(8歳・小学生)

ワン、ワン、かわいいワン!な予告編

映画『僕のワンダフル・ライフ』は9月29日より全国公開 オフィシャルサイト

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