怒涛のイケメン9連発!

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Google +1
  • ツイート
  • シェア

 いつの時代も人々の心を揺さぶる魅力的な美男子、それがイケメン。1人そこにいるだけでも輝くのがイケメンですが、増えれば増えるほどその輝きは増していきます。2人、3人と集まり……9人になったら一体どうなってしまうんだ!? それを目撃できるのが映画『jam』です。怒涛のイケメン9連発と思いきやそれだけじゃない、実に味わい深いこの作品の魅力に迫ります。(編集部・小山美咲)

イケメン9連発!

 まずは、とにもかくにも本作に登場するイケメンを怒涛の9連発!

イケメン1:強烈なファンを従えるあやしい魅力を放つ場末のアイドル演歌歌手・横山田ヒロシ(青柳翔)。

jam

イケメン2:意識不明の恋人の回復を一心に願うピュアな好青年・西野タケル(町田啓太)。

jam

イケメン3:復讐を胸に誓った刑務所帰りの寡黙な男・川崎テツオ(鈴木伸之)。

jam

イケメン4:金髪が際立つ渋いこわもてだけど妙に頼りがいを感じさせるアウトロー・山下(秋山真太郎)。

jam

イケメン5:オールバックのちょっぴりお調子者風おしゃべりアウトロー・金城(八木将康)。

jam

イケメン6:時にグラサンでつぶらな瞳を隠すアウトロー・世良(小澤雄太)。

jam

イケメン7:年下っぽい雰囲気に更生を促したくなるアウトロー・滝口(小野塚勇人

jam

イケメン8:笑顔がとことん可愛いラーメン屋の店員・前島(佐藤寛太

jam

イケメン9:演歌歌手のヒロシと行動するミステリアスな付き人・港町(野替愁平

jam

何度でも観たい!イケメンたちの絡み合っていく人生

 偶然か必然か、この9人のイケメンたちの人生が絡み合う物語。演歌歌手のヒロシ、恋人思いのタケル、刑務所帰りのテツオという赤の他人同士の3人を軸に、9人がどう関わり合っていくかが本作の醍醐味となっています。表面的には道端ですれ違っただけ、人助けで運転手をしただけ、ラーメン屋で隣になっただけ……たったそれだけの出来事の裏に壮絶な真実が隠されていたり、些細な行動がとんでもない事態を招いたりしてしまうのです。

jam
オバチャンの毒牙にかかってしまうヒロシ

 演歌歌手・ヒロシは熱狂的なファンのオバチャン軍団を前に熱いライブを繰り広げた帰り道、熱烈すぎるファンの1人・昌子の毒牙にかかってしまいます。昏睡状態の恋人を目覚めさせるための願掛けで、毎日せっせと善行を繰り返すタケル。彼は偶然出会った男2人を車に乗せることを最後の“良いこと”に誓います。一方、自分を刑務所送りにした奴らに復讐するため殴り込みをかけるテツオ。血濡れたカナヅチを片手にしたときも、老齢の祖母の車いすを押すときも感情が読み取れないテツオの胸の内とは……。

jam
祖母の車いすを押すテツオ

 一見すると、まったく無関係に思える3人の人生。独立した3つのストーリーとも取れますが、物語は衝撃的な冒頭シーンから逆走するように始まり、予想もつかない結末を迎えます。キーワードは“因果応報”。じわりじわりと種明かしをされていくかのように展開してく物語に、一度観終わったら必ずもう一度最初から観たくなってしまいます。そして、結末を知ったうえで観ると新しい発見を楽しめる、噛めば噛むほど味が出るスルメ的作品です。

ただのイケメン映画じゃない…こだわり抜かれた物語

jam
タケルと恋人の過去とは…

 あまりのイケメン勢ぞろいぶりにイケメン、イケメンと連呼してしまいましたが決してアイドル映画ではなく、ち密なストーリーが作品のキモになっており、映画好きをうならせる内容になっています。それもそのはず、監督・脚本を担ったのは、海外映画祭への出品も多く、受賞歴もあるSABU

 “因果応報”をテーマに、笑いや皮肉、胸キュン、アクションといったさまざまな要素がちりばめられたストーリーで、最初から最後までいっときたりとも目が離せません。ヒロシの渋い歌声と独特すぎる歌詞で始まる魅惑のオープニング。一度聞いたら絶対に忘れられない歌もさることながら、ヒロシに一方的な愛をさく裂させるオバチャンたちの主張がぶつかり合うシーンもアイロニーに満ちています。タケルに至っては“良いこと”を心がけるあまり、変態呼ばわりされる羽目になることも。ピュアな瞳に笑えばいいやら同情すればいいやらですが、その背景には恋人の存在があり、一途すぎる姿にも納得なんです。

jam
オバチャンにおひねりをもらったヒロシ

 また、テツオが言葉を発さずともその眼差しと佇まいですべてを表現している鬼気迫る演技は一見の価値があります。そんなテツオがたった1人で大勢のやくざ者たちと対峙する姿には狂気と共に哀愁がただよい、他の場面とは一線を画す緊張が走ります。そうした男たちのドラマがクライマックスに向けて収束したとき、ばらばらだったパズルのピースがすべてハマったような奇妙な充足感と“因果応報”というメッセージの力強さに驚かされます。

映画『jam』は12月1日公開

公式サイト

(C) 2018「jam」製作委員会

[PR]

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Google +1
  • ツイート
  • シェア

楽天市場

[PR]