『コナン』声優・檜山修之に直撃!京極真の魅力を徹底分析

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 「名探偵コナン」の劇場版23弾『名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)』が4月12日に公開されました。本作で大きな注目を浴びるのが、キーパーソンとして登場するキャラクター・京極真。その声優として20年、京極と共に歩んできた檜山修之さんを直撃し、京極の魅力に徹底的に迫ります!(編集部・小山美咲)

<京極真>

『名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)』
(C) 2019 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

「蹴撃の貴公子」の異名を持つ高校生。空手部の主将であり400戦無敗を誇る最強の男。正義感に満ちた青年で、ヒロインの毛利蘭の大親友・鈴木園子の恋人でもある。

<声優・檜山修之>

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『名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)』

1999年よりテレビアニメ「名探偵コナン」京極真の声優を務める。ほか代表作は「幽☆遊☆白書」(飛影役)、「BLEACH ブリーチ」(斑目一角役)、「テニスの王子様」(ジャッカル桑原役)など。

檜山さんが見る京極の魅力をとことん追究!

Q:テレビアニメ「名探偵コナン」は1996年に放送が開始。檜山さんは1999年の初登場から京極を演じられています。20年寄り添った檜山さんから見る、京極の魅力とは?

やはり400戦無敗という空手の強さは一つの売りです。それプラス、恋愛に不器用というか浮世離れしているというか(笑)。例えば僕が覚えているエピソードで、京極が“クリスマス・イブイブ”がわからなかったというのがあって。イブはわかるのにイブイブになると何かわからない。そういうどこか抜けているところ、強さとボケじゃないですけど、そのアンバランスさが京極の魅力だと思います。

Q:最強の強さを誇りながら、心はとてもピュアですよね!

ピュアはピュアですね。まっすぐで、正面から戦いを挑まれたら彼は、ほぼ負けないと思いますけど、詐欺に引っかかりそうなタイプ(笑)。

Q:京極を初めて演じた当時(アニメ第153話・1999年7月放送)のことは覚えていますか?

初登場回は京極が怪しい奴みたいな感じで台本が書かれていました。犯人は平田広明さんが演じた大学生でしたが、京極の方が怪しいとミスリードするような展開でした。なので、ちょっと怪しく演じよう、ただ怪しいのではなくつかみどころのない感じの怪しさを出そうかなという風に最初の段階で作ったのは覚えてますね。

『名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)』
(C) 2019 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

Q:そこから約20年。『紺青の拳』で改めて知った魅力があれば教えてください。

今回はより京極の人間味が出ているんじゃないかな。それが新しい魅力につながればいいと思っています。僕のなかで勝手に京極を強くイメージしすぎていたなと反省ではないですが、新発見がありました。京極は10代の若者ですから、現実離れした強さを持っているとは言え、人間として未熟なところがあるのも当然だったなと。

Q:京極が見せてこなかった部分が明らかになり、より理解が深まりました。

これまでは推理ではどうにもならないことを自慢の空手で解決するようなシーンで出てくることが多くて、ものすごく強い京極の方にスポットが当たっていたと思うんです。今回、より京極に光を当ててもらえた分、彼のメンタルの部分にスポットが当たっていて、僕もちょいちょい忘れがちになりますけど、高校生だったなと(笑)。心の揺れ動きや未熟さというか。空手の部分はすごいけれど、精神は揺れ動く10代の若者。そこが面白かったですし、うれしかったです。

Q:京極の内面ですね。

武道の世界は心技体と言われています。京極は技と体の部分は完ぺきに近いと思うんですけど、心の部分はまだまだ未熟。よく劇中でも彼は「未熟で」と言うので自覚もあるだろうし、知らず知らずに未熟な部分もあるんだろうなと思います。

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恋人・園子とのラブがやっぱり気になる!

『名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)』
恋人の鈴木園子 - (C) 2019 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

Q:恋人の鈴木園子との恋愛関係は京極を語るうえで欠かせないポイントです。檜山さんからみて園子の魅力はどこにありますか?

ものすごく社交的で明るい部分が魅力なのでしょうが、見方を変えれば節操がないというか。惚れっぽいというか(笑)。それでも園子の根っこには京極への想いがある。ミーハーで軽そうに見えるけど、しっかり付き合ってみると一途というのが彼女の魅力じゃないですかね。

Q:最強の男・京極と、恋人である園子を前にした京極。演じるうえで意識の違いはありますか?

演じ分けはないですけど、恋愛に関しては朴訥(ぼくとつ)というか不器用な面がいい感じに出ればいいなと思っています。先ほどのイブイブの話もそうですが、やりすぎるとおバカなキャラになってしまう(笑)。そこをバカじゃなくていい意味であきれてもらう。「おいおい京極頼むよ~」と突っ込まれるニュアンスになればいいなというつもりでやっています。もちろん根本には園子に対する純粋な思いがあることが大前提ではあります。園子に対しては狙いがまったくないキャラクターですから。それが園子のやきもきする部分ではあるんでしょうけど。園子への愛情に嘘はないのですが、不器用なんです。

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『名探偵コナン 紺青の拳』でついに京極がキーパーソンに!

『名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)』
『名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)』メインカット - (C) 2019 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

Q:満を持してキーパーソンとして劇場版に出演するということで、お話があった時はどんな気持ちでしたか?

京極はポジション的においしい役ではあるんですけど、『コナン』全体の世界でみればキープレイヤーではないですから、劇場版に出られるかどうか不確かな役どころ。でも、テレビの収録に行った時に冗談半分で「京極もそろそろ出してくださいよ~」と言っていて、それが現実になったから言ってみるもんだなと(笑)。まあ僕が言ったからじゃないんでしょうけど、お話をいただいた時は単純にうれしかったです。

Q:その話を聞いたのはいつごろのことでしょうか?

名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』(2017)の時に園子のイメージ内で京極に一言だけセリフがあり、僕はセリフ一言なのに打ち上げパーティーにのこのこ出かけまして(笑)。その時に、今年が京極と園子のラブストーリーとまではいかないけれど、それをフィーチャーした作品にする予定なのでよろしくねとお聞きしました。

Q:園子のラブと共に怪盗キッドとの対決が大きな見どころですね。

キッド役の山口勝平さんとも話したのですが、京極は明らかにキッドを意識しているんですけど、キッドは京極を意識していない。むしろ逃げたがっているので、完全に京極の方が一方的にキッドにライバル心を燃やしている感じですかね。それもすべて園子のキッドに対するリアクションへの京極の過剰なまでのジェラシーと言っていいんですかね。一方的にキッドに敵意を燃やしている京極を見ていただければ面白いんじゃなかろうかと(笑)。

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安室や赤井との共演に期待!京極の今後は

Q:劇場版にもメイン登場を果たしました。今後の京極に期待することはありますか?

テレビシリーズにコンスタントに出たいという希望はあるんですけど、ここまで強さの半端ない人間が出てくると……『コナン』は推理ものですからね。たまにおいしい時に出てくるのが理想的かなと思っています(笑)。そうは言っても一年に一回ぐらいは出たいなというのが本音です。

『名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)』
(C) 2019 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

Q:こんなシーンを演じてみたいという次なる目標がありますか?

コナンたちを軸にして、僕たちサブキャラクターはそれぞれの話で出てくるので、古谷徹さん演じる安室透とか、池田秀一さん演じる赤井秀一とか、京極は劇中で会ったことがないんですよ。叶うならば腕自慢のキャラクターたちと戦うシーンで共演をしてみたいです。京極は戦闘要員なので(笑)。

Q:安室や赤井との対決でもやはり物理で立ち向かっていくのでしょうか?

物理でいくでしょうね、京極は。それをメンタルで攻められる可能性もあります。バトルもそうですけど、『コナン』の世界を彩るいろんなキャラクターと共演してみたいですよね。

Q:服部平次、安室透とは色黒イケメンという共通点があり密かに気になっているのですが、2人に負けないポイント、京極ならではの魅力は何でしょうか?

負けないところは間違いなく空手。勝つでしょうね(笑)。物理的な勝負をするとおそらくコナン界最強じゃないかと言われていますから。三者三様に魅力があるんでしょうけどね(笑)。

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【編集後記】

 “コナン界”で最強レベルの強さを誇る京極。その声優を担う檜山さんも自らを「ほぼ戦っている声優」と称するほど、アクション作品に多く携わってきた方です。『紺青の拳』ではバトルシーンはもちろん見どころですが、京極の知られざる内面が明かされる点も見逃せません。怒涛の質問に、常に笑顔で愛情たっぷりに語ってくださった檜山さんにとっても新たな京極の発見があったという本作。京極ファンはますます彼に魅了されてしまいそうです!

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