「名探偵コナン」金ローオリジナル作品、新年2週連続放送

　1996年1月8日から放送が始まった「名探偵コナン」は、2026年にテレビ放送30周年を迎える。それを記念して金曜ロードショーでは、新年1月16日、23日の2週連続で、過去に金曜ロードショーのために作られた「名探偵コナン」のオリジナル作品が放送されることが決定した。

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　1月16日(金)よる9時からは、「名探偵コナン エピソード“ONE” 小さくなった名探偵」を放送する。原作者の青山剛昌全面監修のもと、アニメ第1話「ジェットコースター殺人事件」を完全新作として描き直した。工藤新一と毛利蘭がトロピカルランドでジェットコースターに乗っている最中に殺人事件が発生し、容疑者の乗客7人の中には黒ずくめの組織のジン、ウォッカの姿もあった。工藤新一は犯人とトリックを見破り解決するが、その後ジン、ウォッカのあとをつけ闇の取引を目撃したことで、組織が新開発した毒薬を飲まされ、子供の姿になってしまう。今回の完全新作では、新一と最後に別れた時の毛利蘭の届かぬ想いや、黒ずくめの組織の真の企みなど、最新話へと繋がる知られざる真実が明らかになる。

　1月23日(金)よる9時からは、「江戸川コナン失踪事件 史上最悪の二日間」が放送される。監督は 山本泰一郎、脚本は『鍵泥棒のメソッド』の内田けんじが担当し、音楽は大野克夫が務める。声の出演には、高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、山口勝平、緒方賢一、林原めぐみに加え、ゲスト声優として香川照之、広末涼子が参加している。

　物語は、江戸川コナンが毛利蘭や灰原哀と訪れた銭湯で足を滑らせて気絶し、病院に連れて行くという怪しい男たちに車で連れ去られてしまうところから始まる。コナンは目を覚ますものの、頭を打った衝撃で記憶喪失になっていた。さらに、その裏では爆弾テロの陰謀が渦巻いていた。

　なお、1月3日午後4時半からは1時間スペシャルとして、工藤新一が江戸川コナンになる少し前の物語『エピソード“ZERO”工藤新一水族館事件』も放送される。

　テレビアニメ『名探偵コナン』は読売テレビ・日本テレビ系全国ネットで毎週土曜よる6時放送（一部地域を除く）