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森七菜、ひたすらキュートな実力派

この美少女に注目

森七菜『地獄少女』(11月15日公開)

 今後ますますの活躍が期待される若手女優の素顔に迫る本企画。今回は映画『地獄少女』で、親友を助けるために地獄少女を呼び出す女子高生を演じた森七菜さんを徹底解剖! 事前に募集したファンからの質問にもたくさんお答えいただきました。

森七菜
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PROFILE プロフィール

profile

生年月日:2001年8月31日
出身地:大分県(大阪府生まれ)
身長:154cm
血液型:A型
趣味・特技:動画作り
芸歴:2016年夏に大分県でスカウト。行定勲監督のWebCM、園子温総監督の配信ドラマ「東京ヴァンパイアホテル」、熊澤尚人監督の映画『心が叫びたがってるんだ。』などに出演。2019年、大反響を呼んだドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」、新海誠監督の大ヒットアニメ『天気の子』で全国区の人気に。岩井俊二監督の映画『ラストレター』が2020年1月17日公開予定。

PRIVATE 素顔に迫る一問一答

森七菜

Q:【読者質問】演技の前はどうやって緊張をほぐしますか?

お芝居のときはあまり緊張しないです。バラエティー番組や取材とか、素の自分のときのほうが緊張します。前日においしいものを食べたりして、リラックスできるように心掛けています。

Q:【読者質問】ファンからなんて呼ばれたいですか?

「モリナナ」がお気に入りです! 親近感を持っていただける気がして。

森七菜

Q:【読者質問】スカウトされる前は、どんな夢がありましたか?

スカウトの前から、漠然とですが「お芝居をする人になりたい」と思っていました。テレビがずっとついている家だったので、いろいろなドラマを観ていたからだと思います。

Q:【読者質問】森さんの写真を見ることが日々の活力なんですが、森さんの活力はなんですか?

そういう風に言っていただけることが活力です。応援してくださる方の声は、楽しみに待っています。

Q:【読者質問】好きな男性のタイプは?

坂元裕二さん脚本のドラマ「カルテット」のキャラクター、別府司(松田龍平)さんです。白い服を着てナポリタンを食べていたらエプロンをつけてくれるような人で、面白くて変な人だけど常識人なところが好きです。

森七菜

Q:ご自身のチャームポイントは?

いろいろな声が出せるところ。

Q:ご自身の長所と短所は?

良くも悪くも気まぐれで、気分屋です。すぐに忘れます。嫌なこともすぐに忘れられるのはいいことかもしれません。

森七菜

Q:好きな映画は?

いっぱいありますが、『ヒミズ』と『湯を沸かすほどの熱い愛』などの邦画が多いかな。ちょっと陰のある作品が好きです。

Q:休日はどうやって過ごしますか?

寝るのが大好きで、いまのところ最長18時間、寝たことがあります。起きたら映画館に行って、その時間に上映している作品を観ます。

森七菜

Q:現在高校3年生。学生生活の一番の思い出は?

文化祭や修学旅行などのイベントはもちろんですけど、友達とたわいない話をするささやかな日常がすごく愛おしいです。大分の学校に通っているのですが、待っていてくれる友達がいる学校がすごく好きです。

Q:好きな教科は?

国語です。先生に「がんばらないと台本読めないもんなぁ」といじられています(笑)。

Q:座右の銘はありますか?

18歳の未熟者ですから、これから何十年も続く人生のテーマをいま決めてはダメだと思います。なので決めていません。自分が成長したときに決めたいので、乞うご期待です。

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INTERVIEW インタビュー

森七菜

Q:ホラー作品に挑んだ心構えは?

初めてのホラー作品だったので、すごく緊張しました。最初は、どうやったら観客の方が怖がってくださるのかわからなかったんですが、たくさん考えて気づきました。私が演じた美保は物語の中で一番みなさんに近い役なので、親近感を持ってもらえたらいいんだということです。そのためには、起きる出来事をしっかり受け止めて、「本当に信じられない」と思いながら経験することが大切だと思いました。日常生活でも、辛いことが多い美保のことをずっと考えていたので、自分自身が辛かったです。

Q:カメラが回っていなくても、役が常に頭の中にあるタイプですか?

はい。切り替えができないタイプです。たまに夢に見たりもするので、怖いお話だとちょっと大変です。でも、演技をする人としては、いいことだと思いたいです(笑)。

Q:役づくりはどんな風にされたのですか?

台本を読んで、「自分の中にこういうところがあるな」というのを引っ張ってきます。周囲の友達の誰に似ているな、と考えるときもあります。あとは撮影現場で、玉城(ティナ・閻魔あい役)さんや仁村(紗和・遥役)さん、そして白石(晃士)監督とご一緒していく中で、だんだんと美保が完成されていきました。

森七菜

Q:同世代の方と共演することが多いですね。

仁村さんとご一緒するシーンが多くて、だんだんと本当に仁村さんのことが大好きになりました。その空気感でやっていくうちに、遥に対する美保の前のめり具合が大変なことになっています(笑)。あと、楽駆(一目連役)さんとは、別の作品で兄妹役だったので、またご一緒できて驚きましたし、うれしかったです。たくさんの優しい方に恵まれた撮影現場でした。みなさんと「また、どこかで」とお話したので、ぜひまたご一緒したいです。

Q:撮影中に印象に残っていることは?

白石監督がモニターを確認するときに、すごく力を入れて、辛いシーンは身をよじるようにしてらっしゃるのを見て、情熱的な方なんだなと思いました。私も、この作品にかける情熱は負けたくないという思いが芽生えて、すごく燃えました。

Q:ご自身の演技をモニターでご覧になって、どう思われました?

あまり撮影現場でモニターは確認しないんです。なので、どうなっているんだろうってドキドキしながら完成品を観たんですけど、想像以上にすごいものができあがっていました。特にグリーンバックで撮影したシーン。できるだけ思い切りやってみたんですが、CGが入って完成した画は思っていた以上だったので、みなさんに観ていただくのがすごく楽しみです。

Q:特にどのあたりのシーンですか?

見るに堪えない醜いシーンです。といっても、もちろん、この映画にとっては必要で、いい意味での「醜いシーン」なんですよ(笑)? ご覧になって、「観ていられない!」と思われたシーンがその酷いシーンです。

森七菜

Q:「地獄通信」が本当にあったら、アクセスしますか?

さすがに怖すぎるので、しません。「人を呪わば穴二つ」とあいちゃんも言っていますので、その教えに従って私は相手の人と仲直りをしたいと思います。

Q:この先、やりたい役やご希望はありますか?

どんな役でもやりたいです。しいていうなら、引っ込み思案だったりいじめられたりする陰の雰囲気を持った子の役が多いので、陽気な子の役を演じてみたいです。

森七菜

Q:お芝居を続けるために心掛けていることはありますか?

お芝居をさせていただける環境にあるときは、目の前にあることにすごく集中します。特に意識しなかったんですが、自然とそうなっていました。それは、今後も変わらずやっていけたらと思っています。

Q:女優さんとしてのやりがいは、どのあたりに感じていますか?

「女優さん」なんてだいそれた人ではないので、ちょっと恥ずかしいんですが(笑)、お芝居をするのはすごく楽しいです。自分の課題が見つかって、それをクリアした瞬間がたまにあるんですけど、そのときは最高ですね。最近は観ていただける作品が増えたので、感想もいただくようになったんですが、いろんな方の心まで届いているんだと実感がわいてきています。

(取材・文:早川あゆみ 写真:高野広美)

森七菜
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MOVIE INFO インフォメーション

『地獄少女』

アニメ、ライトノベル、ゲームなどさまざまなメディアで人気を博している「地獄少女」を実写映画化。ウェブサイトを通じて復讐(ふくしゅう)を依頼・遂行する少女たちの姿が描かれる。メガホンを取るのは『戦慄怪奇ファイル』シリーズなどの白石晃士。『わたしに××しなさい!』シリーズなどの玉城ティナ、ドラマ「過ちスクランブル」などの橋本マナミのほか麿赤児大場美奈波岡一喜藤田富らが出演する。

(C) 地獄少女プロジェクト/2019映画『地獄少女』製作委員会

映画『地獄少女』は11月15日公開より全国公開

Twitter:@jigokumovie

公式サイトはコチラ>

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