『ハリー・ポッター』スネイプ先生名シーンまとめ

今週のクローズアップ

スネイプ先生
Warner Bros. / Photofest / ゲッティ イメージズ

 第1弾『ハリー・ポッターと賢者の石』から第8弾『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』まで、累計80億ドル(約8,400億円・1ドル105円計算)近い世界興行収入を稼ぎ出した映画『ハリー・ポッター』シリーズ。今年2021年は、そんな伝説的なシリーズの幕開けを飾った『賢者の石』の公開から20年という記念すべき年です。そこで今週のクローズアップでは、同シリーズにおいて“もう一人の主人公”といっても過言ではない重要なキャラクターで、今なお多くのファンに愛されているスネイプ先生の名シーンを振り返っていきます。(編集部・市川遥)

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第1弾『ハリー・ポッターと賢者の石』

■入学してきたハリーをガン見しているスネイプ先生

スネイプ先生
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 ホグワーツ魔法魔術学校1年生のハリー・ポッターとスネイプ先生の初顔合わせは、ハリーが大広間で組み分けの順番待ちをしている時。ハリーが目を向けた先にいたのが、何やら話し掛けているクィレル先生をそっちのけでハリーをガン見しているスネイプ先生でした。ハリーの視線を捉えた時のスネイプ先生の反応には、全てを知った上で見るとグッとくるものがあります。

■スネイプ先生の魔法薬学の授業
 スネイプ先生のカリスマ教授ぶりを堪能できるのが、ハリーたちにとって初めての魔法薬学の授業のシーンです。スネイプ先生が扉をバーンと開け、「この授業ではバカげた杖振りや呪文は教えない」と黒いローブをはためかせながら教室に入ってくると、おしゃべりに興じていた生徒たちは一瞬にして静かに。「繊細な科学と芸術的な技の学問」だという魔法薬学について、スネイプ先生がそのベルベットボイスで魅力たっぷりに説明するさまはまさに“耳福”。ハリーは話も聞かずにノートに何か書いていたとして早速ネチネチやられてしまいますが……スネイプ先生、よく見てください! ハリーが熱心に書き取っていたのは、全てあなたの言葉ですよ……! 二人の悲しきすれ違いが始まりました。

■ハリーを守っているのにローブを燃やされるスネイプ先生
 クィディッチの試合中、ほうきに呪いをかけられてしまったハリーは絶体絶命のピンチに。スネイプ先生は呪いの反対呪文を唱えて陰ながらハリーを守っていたのにもかかわらず、呪いをかけている張本人だと誤解され、ハーマイオニーによってローブに火を付けられてしまいます。人から言われるまで自分が燃えているのに気付かないほど、一生懸命守っているスネイプ先生に涙。

■グリフィンドールに1位を強奪され「え?」となるスネイプ先生
 学期末、寮対抗杯で優勝したのはスネイプ先生率いるスリザリンでした。1位になった我が寮に熱心に拍手を贈っていたところ、ダンブルドア校長に「最近の出来事を勘定に入れなくてはならん」と告げられて「え?」となるスネイプ先生の姿には悲哀がにじみます。結局、ハリーたちの活躍でグリフィンドールに追加点が与えられ、スリザリンは首位を強奪されてしまいました。

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第2弾『ハリー・ポッターと秘密の部屋』

■決闘クラブでロックハート先生をぶっ飛ばすスネイプ先生

スネイプ先生
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 スネイプ先生の高い決闘スキルの一端を垣間見ることができるのが、2年生になったハリーたちを描く『ハリー・ポッターと秘密の部屋』。女子生徒に大人気のイケメン・ロックハート先生が開いた決闘クラブで“助手”扱いされたスネイプ先生が、模範演技中に逆にロックハートを吹っ飛ばしてしまうのがかっこいい! スネイプ先生以上にロックハートを忌々しく思っていたハリーとロンがそれを見て無邪気に喜んでいるのも、何だかなごむシーンです。

第3弾『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』

■ネビルのおばあちゃんの恰好をさせられるスネイプ先生
 本物ではないものの、ルーピン先生のまね妖怪ボガートの授業に出てくる衝撃的な姿のスネイプ先生は特筆すべきもの。見た者が一番怖いと思うものに姿を変えるボガートは、ネビルの前ではスネイプ先生の姿に。退治するためにはそれを何かおかしなものに変える必要があり、ネビルは「リディクラス」の呪文と共に“スネイプ先生ボガート”の服装を彼のおばあちゃんのものに変えてしまいます。グリーンのドレスにハゲタカのはく製の帽子という癖の強いファッションに身を包んだ“スネイプ先生”は、生徒に大ウケ!

■とっさに子供たちをかばうスネイプ先生

スネイプ先生
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 ルーピン、シリウス、スネイプ、ハリー、ハーマイオニー、ロンが叫びの屋敷に一堂に会した後、ルーピンとシリウスの説明を聞きたいハリーによって呪文で吹っ飛ばされてしまったスネイプ先生。スネイプ先生は意識が戻るや怒り心頭でハリーを追いかけ「ここにいたかポッター」と胸倉をつかみますが、狼人間のルーピンがオオカミに変身していることに気付くとすぐさまハリー、ハーマイオニー、ロンをかばって自らが盾に……! 憎々しく思っていても、とっさに子供たちを守ってしまうスネイプの先生ぶりが最高です。

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第4弾『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』

■ハリー、ロンの頭をはたくスネイプ先生

スネイプ先生
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 勉強そっちのけで、三大魔法学校対抗試合の伝統である舞踏会の相手探しの相談をするハリーとロンを、スネイプ先生が本ではたくコミカルなシーン。ハリー役のダニエル・ラドクリフはロンがはたかれるのが面白くて仕方ない様子で、こちらまで笑顔に。それでも無駄話をやめないハリーとロンに鉄槌を下すべく、スネイプ先生が丁寧に片方ずつ袖をまくるサービスシーンも。

■真実薬を偽マッドアイの口にすかさずたらすスネイプ先生
 ハリーが偽マッドアイにあわや殺されるというタイミングで、ダンブルドア校長たちと共に部屋に入ってきたスネイプ先生。ダンブルドア校長に「セブルス!」と名前を呼ばれるや即、偽マッドアイの口に真実薬を流し込むスネイプ先生……とダンブルドア校長とのあうんの呼吸にしびれます。スネイプ先生の魔法薬の材料を盗んでいたのは偽マッドアイだったということも判明し、犯人扱いされていたハリーが「だからやってないって言ったでしょ!」という顔でスネイプ先生と見つめ合うシーンもGOOD。 

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第5弾『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』

■互いの心に押し入る、スネイプ先生の個人授業
 ハリーが5年生になり、ヴォルデモートとの心のつながりが周囲を危険にさらすほど強くなった『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』では、ついにスネイプ先生の閉心術の個人授業が始まります。閉心術のマスターであるスネイプ先生の個人授業は、ハリーへの憎さもあって超スパルタ! 何度もハリーの心に強引に押し入り、疲れ切って「もう何時間も休んでない!」と不平を漏らすハリーに、「不当な扱いだと文句ばかり。知らんのか、人生とは不当なものだ。おまえの父親によく思い知らされた」と痛烈な嫌味。亡き父を悪く言われて怒ったハリーが反撃すると、今度はハリーがスネイプ先生の心の中へ……。学生時代にスネイプをいじめていた父の姿を目の当たりにし、彼の言葉が真実だったと知ったハリーが、傷ついた様子でスネイプと顔を合わせるシーンは絶品です。見た目は父ジェームズに似ていても、ハリーは本質的には優しい母リリー似なんですよね。  

第6弾『ハリー・ポッターと謎のプリンス』

■破れぬ誓いを立てるスネイプ先生

スネイプ先生
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 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』はまさにスネイプ先生回。ナルシッサ・マルフォイと破れぬ誓い(※破ったら死ぬ)を交わす重厚なシーンから始まります。閉心術のマスターであまり表情を変えないスネイプ先生ですが、この誓いがいかに重大なものなのか、声や表情のちょっとしたニュアンスから伝わってきます。故アラン・リックマンさんの繊細な演技が光っています。

■マクゴナガル先生が引くほど、ハリーをネチネチやるスネイプ先生

スネイプ先生
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 呪いのネックレス騒動で、スネイプ先生とマクゴナガル先生の前に集められたハリー、ハーマイオニー、ロンの三人。「マルフォイがやったんだ! 僕にはただわかるんです」と告発するハリーを、「ただ“わかる”だと? 驚くべき才能だな。並みの者には望むべくもない才能だ。さぞ気分がよかろう。“選ばれし者”という立場は……」とマクゴナガル先生が引くほど饒舌にネチネチやるスネイプ先生には、もはや愛しさすら感じるほどです。

■足にゲロを吐かれるスネイプ先生
 スラグホーン先生のお気に入りの生徒たちを集めたパーティーへ、ダンブルドア校長からハリーへの伝言を届けにやって来たスネイプ先生。スネイプ先生の突然の出現に驚いた生徒によって足にゲロを吐かれてしまうも、冷静に罰則を言い渡しています。また、ハリーにちゃんと伝言は届けるも、彼の質問はガン無視するのもスネイプ先生らしくていいシーン。さらには「君を守ると、破れぬ誓いを立てたのだ」とドラコ・マルフォイに壁ドンするシーンが続きます。

■ハリーに「しーっ」とやり、「アバダケダブラ」するスネイプ先生
 ダンブルドア校長が死喰い人に囲まれてピンチの時、ダンブルドアの指示で下の階で隠れていたハリーを「しーっ」というジェスチャーでだけで信頼させ、その場にとどまらせるスネイプ先生がすてきなシーン。死喰い人たちのもとへ出ていきしばし逡巡(しゅんじゅん)するも、ダンブルドアの最期の願いを聞き入れ、彼に向けて死の呪文「アバダケダブラ」を放ちます。

■「我が輩が半純血のプリンス」だったスネイプ先生

スネイプ先生
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 ダンブルドア校長の殺害後、ローブを翻して死喰い人たちの先頭を進んでいくスネイプ先生。大好きなダンブルドアを殺されて憎しみでいっぱいのハリーが追いかけてきますが、ハリーの呪いは難なくはじく一方で、他の死喰い人がハリーに攻撃しようとしたらやめさせています。ハリーを誰にもわからぬように守りつつ、タイトルになっている「謎のプリンス」がスネイプ先生(※プリンスはスネイプの母の旧姓)であることが明かされる印象的なシーンです。

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第7弾『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』

 スネイプ先生は魔法薬学の教授、闇の魔術に対する防衛術の教授を経て、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』でついにホグワーツの校長となりました。

第8弾『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』

■大広間でマクゴナガル先生と対峙するスネイプ先生
 裏切り者としてマクゴナガル先生に杖を向けられた時、一瞬ためらうように杖を引くスネイプ先生が悲しい……。攻撃されても防ぐだけで自分からは一切攻撃せず、どさくさに紛れて後ろに立っていた死喰い人のカロー兄妹を始末して去っていくスネイプ先生は、最後まで子供たちを密かに守った先生でした。

■スネイプ先生の最期
 ヴォルデモートと大蛇ナギニに致命傷を負わされたスネイプ先生を目の当たりにし、彼がダンブルドアの敵であることも忘れて杖を置き、何とか止血しようとするハリーの姿に胸を締め付けられるシーン。シリーズを通して何度も語られてきた「顔は父ジェームズそっくりでも目は母リリーそのもの」という設定が回収され、スネイプ先生はリリーの目に見つめられてこの世を去ることができました。その後、スネイプ先生に託された彼の記憶を手に憂いの篩(ふるい)を使ったハリーによって、スネイプ先生の人生を懸けたリリーへの愛が、少年期、青年期、教授時代~とそれぞれの時代の映像とセリフと共に明かされていく一連のシーンは、涙なしには観られません。 

■ハリーの子供の名前になったスネイプ先生
 生きている間は素直になれなかったスネイプ先生とハリーですが、最後にはスネイプ先生の人生を懸けた愛が報われることに。ホグワーツの戦いから19年後を描くエピローグで、ハリーが自身の息子にスネイプ先生の名前を付けたことが判明します。ハリーは3人の子供に恵まれましたが、原作ではこの子だけがリリーの目を受け継いだ子供でした。

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