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スポ根からコメディーまで!バスケ映画6選

今週のクローズアップ

 約四半世紀前に公開され、いまなお人気を誇る映画『SPACE JAM/スペース・ジャム』(1996)のリブート作品『スペース・プレイヤーズ』が、27日に公開される。これを記念して、バスケットボールを扱った映画6作品を紹介する。(編集部・梅山富美子)

アニメと実写の融合!『SPACE JAM/スペース・ジャム』(1996)

『SPACE JAM/スペース・ジャム』(1996)
(C) Warner Bros. / Photofest / ゲッティ イメージズ

 アニメキャラクターのバッグス・バニーと世界的スーパースター、マイケル・ジョーダンが共演した映画。NikeやペプシのCMを手掛けたジョー・ピトカ監督が、当時の最新SFX映像で実写と3次元アニメを完全合体させた。全世界の興行収入は250億円以上を記録する大ヒットとなった。

 宇宙一ウケないアミューズメント・パークの重役スワックハンマーの陰謀に、バスケットボールで挑むことになったバッグス・バニーは、野球選手となっていたジョーダンを巻き込む。バッグス・バニーの大胆不敵さは、アニメと実写の融合による趣向を凝らした演出にうってつけ。ルーニー・テューンズのアニメキャラクターたちの異次元なプレーや、ジョーダンのほか、多数出演したNBA選手たちによる滅多に観られない演技を楽しむことができる。

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人として大切なものとは?『コーチ・カーター』(2005)

『コーチ・カーター』(2005)
(C) Paramount Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 実話を基にした本作は、米カリフォルニア州の高校のバスケット・チームを舞台にコーチの苦悩と葛藤を描く。サミュエル・L・ジャクソンが主人公のカーターを演じ、『セイブ・ザ・ラストダンス』のトーマス・カーターが監督を務めた。

 高校時代、伝説のバスケットボール選手だったカーターは、母校のコーチに就任。しかし、チームは負けてばかりで生活態度も最悪。カーターは、チームに対して、態度を改め、授業で一番前に座り、すべて出席してよい成績を収めるようにと指導する。バスケットボールの選手である以前に、人としてどうあるべきか、仲間の大切さやプライドをもって生きることを教えてくれる。R&B界の歌姫・アシャンティや、若き日のチャニング・テイタムも出演。

差別や偏見に立ち向かう感動作『グローリー・ロード』(2006)

『グローリー・ロード』(2006)
(C) Buena Vista Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 黒人選手は1試合で3名までしか出場させない、ということが暗黙のルールとなっていた1966年のアメリカの大学バスケットボール界を舞台に、弱小チームのコーチ、ドン・ハスキンズが有能な黒人選手をスカウトして快進撃を繰り広げる。こちらも実話を基にしたストーリーで、ディズニー配給、ジェリー・ブラッカイマーが製作を務めた。

 ジョシュ・ルーカス演じる主人公ハスキンズは、能力のある黒人選手たちを起用。彼らの活躍によりチームは試合に勝ち進んでいくが、彼らは注目の的になるにつれて差別と偏見という脅威におびやかされることになる。嫌がらせや暴力によって選手たちが本来の力を発揮できずにいる姿は切なく、涙を誘う。勝利のため、理不尽な世界に一石を投じるハスキンズの姿勢に心打たれる。

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全員が愛おしくなる!『だれもが愛しいチャンピオン』(2019)

 本作は、プロバスケットボール元コーチ、マルコと、知的障害者たちで構成されたバスケットボールチーム「アミーゴス」による物語。2018年のスペイン年間興行収入第1位を獲得し、スペインのアカデミー賞にあたるゴヤ賞の作品賞を受賞した。

 主人公のマルコは、超短気な性格。その性格が災いして、プロチームのコーチをクビになり、不本意ながら「アミーゴス」たちを指導することになる。自分の感情を抑えられないマルコが、「アミーゴス」の個性豊かなメンバーと交流を深めながら、自身の弱さと向き合っていく姿には心がほっこり。本作では、実際に障害がある人たちを「アミーゴス」のメンバーとしてキャスティング。彼らによる白熱した試合のシーンは臨場感があり、さわやかな青春スポーツ映画となっている。

おじいちゃんバスケうますぎ!『アンクル・ドリュー』(2018)

 特殊メイクでおじいさんにふんした現役スター選手が、若いストリートボーラーに勝負を挑み、神業プレーを連発するCMをペプシが2012に制作。YouTubeの総再生回数が累計1億回を突破する人気ぶりで、映画として生まれ変わった。

 ストリートバスケチームのコーチをしているダックスは、チームの主力選手をライバルチームに引き抜かれ、伝説の選手だったアンクル・ドリューとかつての仲間たちと共に大会に挑む。ドリューたちを侮っていた若者たちが、手も足も出ず唖然とした姿は爽快。年を重ねても好きなことをする気持ちを思い出させてくれる。ドリュー役をCMに引続きカイリー・アーヴィングが務め、シャキール・オニールレジー・ミラーといったNBAで活躍した選手がチームメイトを演じた。

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17歳に戻って人生をやり直す!?『セブンティーン・アゲイン』(2009)

『セブンティーン・アゲイン』(2009)
New Line / Photofest / ゲッティ イメージズ

 冴えない人生を送る30代の主人公マイク・オドネルが、輝いていた17歳の姿に突如戻ったことで人生をやり直そうとする物語。30代のマイクを「フレンズ」で知られるマシュー・ペリー、17歳のマイクを「ハイスクール・ミュージカル」で当時世界的にブレイクしていたザック・エフロンが演じた。

 17歳の姿になったマイクは、素性を隠しながら高校生活を謳歌。バスケットボールを通じて、自信がない息子アレックスに勇気を与えていく様子も丁寧に描かれる。自分の人生を見直して家族との絆を取り戻す、というありがちなストーリーだが、娘に説教したりとオジサンっぽさ全開のマイクをザックが魅力的に演じたことで、さわやかな1本に仕上がっている。

 ここでは紹介しきれなかったが、これまでに多くのバスケットボールを題材にした映画が制作されてきた。人間ドラマから青春モノ、コメディーなどジャンルはさまざまだが、スポーツを通して人が成長していく姿は、清々しく、観ているだけで心が高揚してくる。夏の終わりに、爽快な気分になりたいときによろしければお試しください。

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