『ファンタビ』最新作はココがすごい！ダンブルドアの秘密の作戦って？

　ついに本日公開となったハリー・ポッター魔法ワールド最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』。魔法動物を愛するシャイでおっちょこちょいな魔法使いニュートが、ダンブルドア先生たちとデコボコチームを結成し、史上最悪の黒い魔法使いグリンデルバルドに“5つの魔法のトランクの秘密の作戦”で立ち向かいます。ドキドキワクワクの魔法に満ちた本作の魅力にずばり迫りました。（編集部・市川遥）

“ダンブルドアの秘密の作戦”にハラハラドキドキ！

　本作の軸になるのが、ダンブルドア先生が世界の支配を企むグリンデルバルドに対抗すべく計画した“秘密の作戦”です。ダンブルドア先生といえば、『ハリー・ポッター』シリーズでも打倒ヴォルデモートに向けて壮大な計画を立て、秘密裏にそれぞれの人物にそれぞれの役割を演じさせたキャラクター。最後の最後に全ての点がつながる展開はハリーも観客も驚かせましたが、本作にもその衝撃と快感が待ち受けています。カギとなるのは“5つの魔法のトランク”で、ダンブルドア先生の愛すべき策士ぶりにハラハラドキドキが止まりません！

デコボコチームの掛け合いににんまり！

　その“秘密の作戦”を遂行することになるのが、魔法動物学者のニュートのほか、ニュートの兄で超エリートな闇祓いのテセウス、陽気なマグルのジェイコブ、名門魔法族の末裔、アメリカの魔法学校の呪文学の先生にニュートの助手……といった出自も職業も性格も、何もかもバラバラなデコボコチームです。それぞれに個性的すぎる彼らの掛け合いはチャーミングで、思わず頬が緩んでしまうほど。しかし、彼ら一人一人にこのチームに選ばれた意味があり、ダンブルドア先生の真意が次第に明らかになっていく展開はひたすら胸アツです。

魔法のレベルが上がりすぎ！壮絶バトルシーン

　ニュートを筆頭に、普段はちょっととぼけたところのあるデコボコチームの面々ですが、いざ魔法バトルとなるとすさまじい戦闘力を発揮します。素早く華麗な杖使いとそこから繰り出されるめくるめく魔法の数々は、ハリー・ポッター魔法ワールド作品においても最高峰！　かつては志を同じくするも袂を分かったダンブルドア先生とグリンデルバルドという最強の魔法使い二人がついに杖を突き合わせるシーンでは、アドレナリンが体中を駆け巡ります。

北欧の至宝マッツ・ミケルセンの悪のカリスマぶりにうっとり

　本作で史上最悪の黒い魔法使いグリンデルバルドを演じたのは、マッツ・ミケルセンです。北欧の至宝という異名をとるマッツだけに、彼が演じるグリンデルバルドは色気がすごい！　グリンデルバルドが掲げるのは危険な思想であると頭の片隅では気づきつつも、そのカリスマぶりに熱に浮かされたような熱狂ぶりを見せる人々の気持ちが理解できてしまうほどです。

あれもこれも…全ての謎が明らかに！

　前作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』で浮上したさまざまな謎に対して、きっちりと答えが提示される点も本作の大興奮ポイントです。ダンブルドア先生とグリンデルバルドの過去、強大な力を秘めた青年クリーデンスの出自、そして、マグルであるジェイコブとの結婚が認められないことに深く傷ついてグリンデルバルドの仲間に加わってしまったクイニーのその後……。待ちわびたその答えが、ついに与えられることになるのです。

　さらには、小枝のような姿をしたボウトラックルのピケットや、キラキラしたものに目がないニフラーのテディといったニュートのキュートな相棒たちに加え、日本人にもなじみのあるあの魔法動物も大活躍。世界が待ちわびた待望の最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は、心躍る要素でいっぱいの魔法そのもののような作品となっています。

映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は公開中
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